2010年04月09日
一般的にカタツムリは冬の間は冬眠するので、飼育ケースをこのようにしていました。
枯れ葉に潜って冬眠するものや、ふたの裏に張りついて冬眠するもの様々です。
最近3体が冬眠から覚めていたので、ここで枯れ葉を取り除いて春モードにすることにしました。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

砂利の下の木炭をはじめ、上部の木炭やカットルボーンも新しくしました。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

こんなかんじです。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

11匹の個体がいましたが、5匹が目覚め、3匹はまだ眠っています。
あとの3匹ですが、枯れ葉の深い場所で逆さまになって★になっていました。殻にはしっかり膜を張っていましたが、膜にカビまで生えていました。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

『ぁぃさん、あと3人いないよっ!』

1匹の個体が非日常的なテレパを送ってきましたが、あの様子ではあきらめざるを得ません。ちなみに、3匹ともこんな状態でした。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

勇気のある人だけクリック。白と黄色のカビが発生し、なんだか悪質っぽいカビの雰囲気がします。無念。
しかし、さっきのカタツムリのテレパが気になり、念のため霧吹きをしてしばらく待つことにしました。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

勇気のある人だけクリック。なんと!1匹の個体がカビの生えた膜を突き破り、出てきました。生きていたのであります。
こりゃ残る2匹の生存も確認しなきゃと、膜をていねいに取り除いていきました。驚いたのですが、膜の厚さが尋常ではありません。しかも強固です。霧吹きをしながらゆっくりと作業し、ようやく取り除きました。ところがです。中を見るとさらに膜が…。しかもその膜にまでカビが発生しています。とりあえず同じようにゆっくりと取り除いたら、中に健康そうな黄色い体が見えました。生存確認。残る1匹の生存も確認し、結局★になったと思っていた3匹は、全員生きていたのであります。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

勇気のある人だけクリック。取り除いた膜です。霧吹きをしてかなり時間が経過していますが、形を保っています。それだけ分厚いわけです。

ここしばらくずっとカタツムリを飼育してきましたが、分厚い膜やカビは初めて見ました。しかし、冷静に考えると、枯れ葉の深いところからカタツムリを起こすことも初めてだったわけです。
これは、もしかしたら自然そのものの姿なのかもしれません。過保護で清潔な飼育ケースの中ではふたの裏に張りついて薄い膜を張っていれば、なんとか冬を越せます。しかし自然の中ではそうもいかず、より強靭にガードしないといけないのかもしれません。
今回の3匹のカタツムリは、分厚い膜を2重に張り、カビの侵入を抑えていました。たくましい生命体の姿を見せてくれたわけです。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

膜を取り除いた直後の姿。ここまで深く殻の中に引っ込んでいました。
中に見える体の色も、冬眠中とは思えない健康そうな色をしています。

今回はいろいろな場面に遭遇しましたが、生き物を飼育していると新発見が延々と続きます。その生き物の生態を少しずつ知り、知識として持つことができるようになります。
その知識は人と人との間で共有でき、結果的に飼育環境にあるその生き物に対してのストレスを少なからず減らせるのではないかと思う次第。
危険か安全か、楽なのか苦しいのか、それを少しでも知りたいと思う気持ちが、飼育という行為のエネルギーなのかもしれません。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(10) | TrackBack(0) | カタツムリ〜2010年 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
我が家のヒダリマキも最近目覚めてきました。
大小2匹のうち、大のほうの目覚めが遅く感じていたので、もしや永遠の眠りについたのでは..と心配になっていました。
ちょっとはがれた膜からそっと中を覗いてみたら、ずっと奥に膜が張られていてあまりに凝縮状態でびっくりしました。
不安になりながらも、そのままもとの枯葉の中に置いていたら、もう一匹よりだいぶ遅れて顔を出してくれたので、ほっとしました。。
しかし寒い日もあるせか、あまり動かずその場で食っちゃ寝(もちろんフンも)のオヤジ様状態です。。
もう埼玉は桜満開です。もうすぐカタツムリも活動的になるんでしょうね。
Posted by MUNE♪ at 2010年04月09日 14:58
貴重な記事です。
枯葉にはカビが生えるのは当たり前として、そこに埋もれたマイマイのエピフラムにまで・・・とは思いもしませんでした。
もし人間が取り除かなかったら、自力で食べて(?)起き出したでしょうか??
それともカビに侵されて★になってしまうのでしょうか??
気になります。
Posted by みにみに at 2010年04月09日 18:31
感動ですね・・。わたしも「死んだか・・」とうわべの状態のみで何度即座判断したことか・・。いまでは、そのまま個体を電気ストーブのかなりのところまで近づけしばらくショックを与え、その後空気穴がわずかに開くか、表面の皮にわずかな動きがみられれば空気穴に人口呼吸する。まったく無反応ならば一晩ICU(もしくは霊安室?)用のケースで様子をみる・・・といった段階を踏まえ、100%ダメだと確信しないかぎり埋めないようにしているのです。 
Posted by ドキンちゃん at 2010年04月09日 22:27
>MUNE♪さん
ぐうたらカタツムリワラタw
いろいろな生き物を飼ってきましたが、カタツムリはほんとに個体ごとの個性に差があって、見ててかなりおもしろいですねーw
気温が高くなってくれば、さすがのぐうたら君も元気になるでしょう(^O^)

>みにみにさん
カビには毒性を持つものも多いので、それを自然界の生き物はどう扱っているのかが興味深いですね。自然界には当たり前に存在するカビなので、それなりの耐性は思う以上にあるのかもしれません。
謎だらけで、わくわくしてきますな(^O^)

>ドキンちゃん
霊安室にしばらく放置は、自分もよくやりますw
つか、今回もそうでした。
かなり前にカラカラに干からびたときも、霧吹きをして数日放置しましたが、さすがにそのときは★でしたw
自然の生き物の生命力はまだまだ未知なので、これからも霊安室を介したほうがよさそうですな(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2010年04月09日 23:47
おお〜 良かった(´∀`)
すごい生命力ですね。

なんとうちのマイマイちゃんも先日目を覚ましたのです〜〜!
わーいわーい!

カラッカラで中身も見えなくて音も空っぽの音がするし
いや、これ絶対★になった・・と思い
殻をキレイに拭いて、庭に埋めてやろうと思って
膜でくっついているのをはがして、持ってみたら・・
「・・・・あ・・・わずかな身の重みが・・」
本当に奥の奥に凝縮された物体があったのです!
霧吹きしてレタスとニンジンをまわりに置き(ウェルカム状態)
待っていたら何時間もかけて出てきました(;ω;)

もう残り少ない人生かもしれないけど
(家に来て1年半くらいです。)
かわいがってやります!
Posted by まゆ at 2010年04月12日 10:27
>まゆさん
あぶねーーーーーーーーーw
ここのブログだけで考察すると、カタツムリの目覚めの時季と人間の感覚とは大きな差があり、しばしば人間は勘違いするということですな。もちろん自分を含めてですがw
ここで一句。
『起きぬなら 夏まで待とう かたつむり』
Posted by ぁぃ♂ at 2010年04月12日 23:50
ちょ大変です。
みんなとこ起きてるのに、我が家では起きる気配なしです。

掘り返してみたいけど、躊躇してます。
木の下に潜って冬眠するのは確認したけど、もう音沙汰なし。
二匹とも結構な大きさだったし☆になってるんじゃないかと…複数飼いではないので、まさか二匹ともと考えれば余計に怖いです(泣)

冬眠中ふと起きる事を考えて、餌もこまめに取り換えていまいたし、水槽内にカビらしきものは見当たりません。
未だに冬眠中な事を祈ります…
Posted by 目薬 at 2010年04月14日 08:09
>目薬さん
いえいえ、こっちも全員起こしたつもりでしたが、3分の2はキャベツの下で寝始めましたw
やっぱりまだ早いんでしょうかねー。
たぶん最低気温を感知してると思うので、このあたりではまだ眠ってて正常かもですよ(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2010年04月15日 00:21
 ケースの中がスッキリサッパリしてカタツムリも気持ちよさそうですね。
 でもまだちょっと寒そうに見えるのは気のせい?
 
 あとカビが生えたカタツムリのぼかし写真クリックしてみたらやっぱり”きもい!”
 とか言いつつ三枚ともクリックしてみました。
Posted by カタツムリの飼育ケースを春モードに変更 (338) at 2010年04月21日 23:34
>338さん
春モードにはしてみたものの、半数以上が一日中ふたの裏で寝ている次第。まだ早かったんでしょうかねw
カビ写真は自分もあれからクリックしていないというマジキモ画像なので注意です(^^ゞ
Posted by ぁぃ♂ at 2010年04月23日 00:14
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