2015年04月26日
虫を捕獲するツツジのつぼみ

おっ!ニホンカブラハバチがいるぞと思ってカメラを向けたら、すでに亡骸となっていました。
本当に死んでいるのかと指で触ってみると、指が緑色の部分にくっついてしまいました。
これはツツジのつぼみなのですが、表面に強烈な粘着力を持った液体が塗られている感じです。


虫を捕獲するツツジのつぼみ

そのすぐ横にもすでに動かなくなったニホンカブラハバチを発見。


虫を捕獲するツツジのつぼみ

これがツツジのつぼみなのですが、ゴキブリホイホイの粘着シートに触れてしまったときの粘着力に近いです。糸を引くわけでもなく、濡れているわけでもないのですが、一度触れると離すのに枝がしなります。

庭にかなり前からあるツツジですが、今回初めて知りました。調べてみるとモチツツジが当てはまりますが、生息分布をみるとこのあたりには生息しないもよう。さらに調べてみるとオオムラサキツツジも同じ特徴があるようです。
そういえば濃いピンクのツツジが咲いていたのを思い出し、これはオオムラサキツツジのつぼみの可能性が高いです。

花と虫は仲良しのように思いますが、よく考えるとそれは咲いている状態の花。咲く前は虫とは仲良くなれないようです。というのも、やわらかくて栄養のあるつぼみなので、それ自体を食べたり産卵したりする虫もいるかもしれません。そんな虫からつぼみを守るために、このような粘液を出しているような気もします。
べたべたしている部分はつぼみの"がく"なので、花が咲くころには下部に押しやられると同時に乾いてくるでしょう。そうなると、今度は虫と仲良くなることが可能になります。
植物というものは巧みに虫を操りますが、蜜は蜜でもつぼみの間は死の蜜なわけです。

■追伸
5月1日、この花が咲いたので追記。
P0000926-1.jpg
posted by ぁぃ♂ | 岩手 | Comment(2) | その他の花や野菜の栽培 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
先日僕も同様のシーンを確認して写真を公開しましたが、ツツジの種類による特性なのですね。気になり検索したところ、この記事が見つかりとても共感を抱いております。
Posted by yamanao999 at 2016年04月30日 22:21
>yamanao999さん
はじめましてです(^O^)
今年もそろそろこの現象が見られそうな頃ですが、虫撮りからすれば一瞬シャッターチャンスと思いきや、よく見ると別の意味でシャッターチャンスになっていて、しばし自然の奥深さを感じてしまいますねー。
これからも、どきどきわくわくしていきましょー(^O^)
Posted by ぁぃ♂ at 2016年05月01日 22:27
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