2010年01月11日
冬眠中のカタツムリ

現在冬眠中のカタツムリですが、11匹全部がふたの裏にくっついて膜を張っています。
厳しい周辺環境要因の無い飼育ケース内では、無理に枯れ葉の中に避難しなくてもいいのかもしれません。
過度&急激な乾燥を避けるため、ふたの3分の2ぐらいはラップで覆っています。空気の入れ替わり具合の好みも見たかったのですが、くっついている位置にはラップは関係ないようです。

冬眠中とはいえ、ほぼ毎日見ていますが、時々数匹の位置が変わっています。落っこちたりして、より好みの位置に移動しているようです。
あと、数日前に水を補充しました。厚さ5cmぐらい敷いている砂利の下3cmぐらいのところまで水を入れます。つまり、砂利の下3cmが水没している状態です。
それでも気温が低いので蒸れることはなく、蒸発した水蒸気は上部の砂利や枯れ葉に吸収されて穏やかな環境を維持します。
この地域の冬の自然界の土は雪融け水で水浸しのはず。常に少量の水蒸気が発生していると思われます。プラスチックで囲まれた飼育ケース内では、自然界より多めの水蒸気の提供が必要ではないかと考える次第。もちろん、正しいかどうかはいまだ不明ですが。

いずれにしろ、冬眠中とはいえ膜がふやけない程度の水蒸気は必要だと思います。体内の水分蒸発を避けるために膜を張るカタツムリ、それでも呼吸穴からは少しずつ水分が蒸発していきます。
その蒸発を穏やかにするために、適度な水蒸気というわけです。
霧吹きをすると膜が破れるので、ここは大自然の摂理を利用する次第。
生きようとして冬眠しているのですから、その意思を尊重して起こしてはいけません。

カメなどにも言えるのですが、冬眠させないで飼育する方法もあります。そもそも冬眠とは賭けのようなもの、ストレスもものすごくかかる命がけの挑戦なのであります。冬眠して寿命を縮めたり命を落とすこともあります。
それでは冬眠させないで飼育するにはどうすればよいのか、それは飼育温度を24時間下げないこと。ペット用ヒーターなどを使えばできると思います。
現に、暖かい地方で飼育中のカタツムリは冬眠しない例もあるようです。ペット用ヒーターを使わなくても一日の最低気温自体が低くないのかもしれません。
寒冷地ではヒーターというより温室が必要になるので、いろいろとおおごとになったりします。
まあ、その地域の生き物はその地域の気候の中で飼うのがいちばんなわけです。

しかしカタツムリならまだいいのですが、仮にハムスターなどを飼った場合はぬくぬく暖かい環境を用意しなければならないでしょう。変温動物の場合は、高度な温度管理が必要になります。犬は雪の上を駆け回りますが猫はこたつで丸くなりますから、居心地の良い飼育環境の提供が必要なわけです。
話が大きくなってきましたので、今回はこのへんで。
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2010年01月25日
ひまそうなカタツムリ

『あ〜、ひまひま…』

1匹のカタツムリが、気まぐれで目を覚ましていました。

ひまそうなカタツムリ

『ぁぃさん、春来たー?』

まだまだ冬のど真ん中ですよ(^O^)


ひまそうなカタツムリ

.....@ノ”zzz
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2010年03月01日
枯れ葉に潜るカタツムリ

今までほとんどのカタツムリがふたの裏で冬眠していましたが、4匹を残してみんな枯れ葉の中に潜ってしまいました。
素直に枯れ葉の中のほうが住みやすくなったということなのですが、気温なのか湿度なのか寝心地なのか、そのあたりは謎です。


枯れ葉に潜るカタツムリ

それでもたまには起きて歩き回っているようで、1匹が濡れた枯れ葉を食べていました。
ちなみに、砂利の上に見えるのは水面です。このように砂利を完全に水没させるのは今回が初めての試みですが、自然界ではこのような場所もあるのではないかとそうした次第。
水位は、カタツムリの呼吸穴が触れない程度にしています。


枯れ葉に潜るカタツムリ

ふんを見ると枯れ葉です。やはり食べているようです。


枯れ葉に潜るカタツムリ

枯れ葉の浅いところに潜っているカタツムリがいました。他は深く潜っているようですが、もしかしたら深いところの濡れた枯れ葉を食べているのかもしれません。もしそうであれば、実質的に活動期に入ったわけで、冬眠から覚めているのかもしれません。
まあ室内環境ですので、気温的には十分に考えられます。
このカタツムリたちは、今年は産卵期になります。いっぱい食べて大人になって栄養をつけて、たくさんの卵を産むことでしょう。
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2010年04月01日
カタツムリの歯舌の動き

霧吹きで飼育ケース内側についた水滴を、歯舌を動かしながら飲んでいます。画像クリックで大きな画像を見ることができます。
今回は鮮明に撮れたので、Youtubeでも公開しました。

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2010年04月09日
一般的にカタツムリは冬の間は冬眠するので、飼育ケースをこのようにしていました。
枯れ葉に潜って冬眠するものや、ふたの裏に張りついて冬眠するもの様々です。
最近3体が冬眠から覚めていたので、ここで枯れ葉を取り除いて春モードにすることにしました。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

砂利の下の木炭をはじめ、上部の木炭やカットルボーンも新しくしました。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

こんなかんじです。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

11匹の個体がいましたが、5匹が目覚め、3匹はまだ眠っています。
あとの3匹ですが、枯れ葉の深い場所で逆さまになって★になっていました。殻にはしっかり膜を張っていましたが、膜にカビまで生えていました。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

『ぁぃさん、あと3人いないよっ!』

1匹の個体が非日常的なテレパを送ってきましたが、あの様子ではあきらめざるを得ません。ちなみに、3匹ともこんな状態でした。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

勇気のある人だけクリック。白と黄色のカビが発生し、なんだか悪質っぽいカビの雰囲気がします。無念。
しかし、さっきのカタツムリのテレパが気になり、念のため霧吹きをしてしばらく待つことにしました。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

勇気のある人だけクリック。なんと!1匹の個体がカビの生えた膜を突き破り、出てきました。生きていたのであります。
こりゃ残る2匹の生存も確認しなきゃと、膜をていねいに取り除いていきました。驚いたのですが、膜の厚さが尋常ではありません。しかも強固です。霧吹きをしながらゆっくりと作業し、ようやく取り除きました。ところがです。中を見るとさらに膜が…。しかもその膜にまでカビが発生しています。とりあえず同じようにゆっくりと取り除いたら、中に健康そうな黄色い体が見えました。生存確認。残る1匹の生存も確認し、結局★になったと思っていた3匹は、全員生きていたのであります。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

勇気のある人だけクリック。取り除いた膜です。霧吹きをしてかなり時間が経過していますが、形を保っています。それだけ分厚いわけです。

ここしばらくずっとカタツムリを飼育してきましたが、分厚い膜やカビは初めて見ました。しかし、冷静に考えると、枯れ葉の深いところからカタツムリを起こすことも初めてだったわけです。
これは、もしかしたら自然そのものの姿なのかもしれません。過保護で清潔な飼育ケースの中ではふたの裏に張りついて薄い膜を張っていれば、なんとか冬を越せます。しかし自然の中ではそうもいかず、より強靭にガードしないといけないのかもしれません。
今回の3匹のカタツムリは、分厚い膜を2重に張り、カビの侵入を抑えていました。たくましい生命体の姿を見せてくれたわけです。


カタツムリの飼育ケースを春モードに変更

膜を取り除いた直後の姿。ここまで深く殻の中に引っ込んでいました。
中に見える体の色も、冬眠中とは思えない健康そうな色をしています。

今回はいろいろな場面に遭遇しましたが、生き物を飼育していると新発見が延々と続きます。その生き物の生態を少しずつ知り、知識として持つことができるようになります。
その知識は人と人との間で共有でき、結果的に飼育環境にあるその生き物に対してのストレスを少なからず減らせるのではないかと思う次第。
危険か安全か、楽なのか苦しいのか、それを少しでも知りたいと思う気持ちが、飼育という行為のエネルギーなのかもしれません。
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2010年05月15日
カタツムリが産卵

緑のフンと、白い……、し、白い卵キタ━━━━Σ(゚д゚;) ━━━━ !!!!!
初めて見る空中産卵というか、漏れてしまった状況のようです。こりゃ事件だといういことで、とりあえず卵を保護。


カタツムリが産卵

2個です。この個体だけでなく、兄弟たちの中での初めての産卵。


カタツムリが産卵

カタツムリのほうは、緊急措置で砂利の隅っこに移動させました。


カタツムリが産卵

翌日見てみると、何個かの卵がありました。掘る余裕が無かったようで、産んだあとに砂利をかぶせています。


カタツムリが産卵

6個産んでいました。右の2個は空中産卵の卵。合計8個です。
数からすれば、まだ本格的な産卵ではないようです。初めての産卵なので数も不安定なのかもしれません。通常は、一度の産卵数は20〜30個、これを何度か繰り返します。


カタツムリが産卵

発情の季節です。これからどんどん交尾して、産卵が繰り返されます。


カタツムリが産卵

殻の縁を見ると反り返りが始まっているので、間もなく正式に大人の個体になります。


カタツムリが産卵

今年のカタツムリは、休んでいることが多いです。
■去年の行動
・飼育ケース掃除直後に遊ぶ
・食事後にふたの裏でフンをしたあと遊ぶ
■今年の行動
・飼育ケース掃除直後にふたの裏で休む
・食事後にふたの裏でフンをしたあとそのまま休む

気温と湿度がほぼ同じ環境での違いですので、産卵期を迎えたことが休むことを多くしているのかもしれません。
体内で卵を形成する際、軟体動物で体が伸び縮みするカタツムリは、動かないほうがいいような気もします。
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