2006年05月24日
甘夏の発芽

種を見ると植えたくなるのはあらゆる種に共通なのですが、甘夏の種を植えてみました。

種子をよく洗い、水につけておきます。
1日くらいすると透明な無味無臭のゼリー状のもので覆われますので、これを洗い流します。この工程を数日間にかけて、数回繰り返します。
ヌルヌルしなくなったら、種子の外皮を丁寧にむきます。
そのまま水につけておいて、根のようなものが見えてきたら、土に植えます。
種子の表皮や果実には発芽抑制成分が入っており、よく洗わないと発芽しません。
このあたり、植物のすごさを感じます。熟れてそのまま真下に落ちて発芽したのでは、子株と親株が栄養の奪い合いをして、双方だめになってしまいます。このため、動ける生物(動物)に遠くまで運んでもらったほうが都合がいいのです。だから動物が好きそうなおいしい実を結実させるのです。
動物の体内に入った種子はやがて再度地面に落ち、雨風にさらされてほどよく乾燥します。乾燥した種子の表皮は、亀裂が入って風で吹き飛んでしまうのかもしれません。
この状態で、発芽抑制物質はほとんど無いと考えられます。
だいたいの植物は、動物や自然現象をうまく利用しながら子孫を増やしています。
言葉を発しない、動きを感じられない、そんな植物も知恵を身につけながらこの地球に生きているのです。

能書きはいいとして、発芽のもようの実況。

種を植えて発芽・・・、アサガオやヒマワリのつもりで見ていたのですが、様子がちょっと違います。
上の写真を見るとわかりますが、いきなり本葉が発芽します。
ヒマワリやアサガオでは、種子の中の栄養が詰まった双葉も地上に出て二つに開くのですが、甘夏の場合は双葉にあたる部分は地面の中に居座り、その隙間からいきなり本葉が地上に出てきます。
いわゆるイモか球根のようなかんじで、単に養分供給の役割を果たすだけで、日光を浴びて光合成をするわけではなさそうです。

種を蒔く準備段階として種を水につけておいたのですが、この時点で不思議だと思っていました。水を吸った種からは、普通は1本の根が出てきますが、甘夏は2本出てきました。奇形かなと思っていたら、全部そんな感じでした。
今思えば、2本のうちの1本は本葉の茎だったということになります。

よくよく考えてみれば甘夏は木です。思い起こせば、ドングリ(コナラの木の実)なんかも、同じような発芽のしかたをします。
甘夏の種とはいえ、木の種なので木の実ということになります。
からくりが解ければなんのことはないのですが、木の発芽もおもしろいなという素直な感想。

ちなみに、柑橘系の植物は濃い緑色の葉をつけ、小さいうちから葉から柑橘系の香りもします。この甘夏はもっぱら観葉植物として飼育するのであり、結実まで期待していないのは言うまでもありませんw

そんなわけで、松、甘夏、ヒマワリ、アサガオ、コスモスそれぞれ10株以上成長中。
園芸屋でもしますかな。将来楽天で「ぁぃの身近な園芸店」なんかを見つけたら、ぼくだと思ってください。うそです。

じじぃになったら、間違いなく盆栽してんだろうな・・・(´・ω・`)
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2006年06月04日
甘夏-060604

葉っぱが順調に成長中。濃い緑色で厚い葉っぱです。
柑橘系の植物は、その姿の美しさで観賞用にすることも多いと思います。
柴犬の子犬にも似たような丈夫さも感じられ、なかなかいいもんです。
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2006年07月07日
甘夏-060707-1

ひと粒の種から2本の芽が出る・・・。10個ぐらい種を蒔いたのですが、その半数以上から2本の芽が出ています。
こういう芽の出かたが正常なのでしょうか。子葉もよく見ると大きいのが二つ、小さいのが二つありました。
一個の種、この中に二つ入っているのが普通なのでしょうか。不思議です。

甘夏-060707-2

こっちもそうです。右側の芽も、よく見ると小さい芽が出ています。

人間は、ああわからないわからないと頭を悩ませていても、この甘夏たちは毎日すくすく育っているのでありました。
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2007年03月23日
甘夏の順調な成長

種から植えた十数個の甘夏、一時はアゲハ幼虫のえさとなりましたが、2本だけはアゲハにあげず、別にとっておきました。
おかげで、今では20cmぐらいにまで大きくなっています。

アゲハのえさになった甘夏も新しい葉を出し、ちゃんと生きていますが、成長の遅れはいたしかたないことです。

柑橘類の葉は厚く、そして濃い緑です。
観葉植物としても十分な美しさを持ち、ましてや種から植えたこともあって愛おしさ100万馬力なわけです。
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2007年03月25日
2006年8月23日〜食べられ中
アゲハ5齢幼虫キタ━(゚∀゚)━!

2006年8月26日〜食べつくされた3日後
想定外なアゲハ幼虫の食いっぷり

本日の復活状況
アゲハ幼虫が食べた甘夏の葉の変遷

ツンドラ状態だった甘夏も、ここまで復活してきました。
1本ずつ分けて植え替えるか、またこのまま外に出してアゲハの産卵場にするかは、まだ考え中といったところです。
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2007年09月27日
成長早すぎな甘夏の木

種から植えた2本の甘夏の木、ここまで成長中です。

左の木は、分岐もしないで1本のまま上へ上へと伸び、今では支柱がないと倒れる始末。こういうもんなんでしょうか。

右の木は、分岐はしましたが、1本の枝だけ上へ上へと伸び、同じく支柱の世話になりました。
せっかく分岐もしてるんだしと、樹形をいじり始めました。
分岐した3本の枝を広げるように固定し、伸びた1本はやや斜めに固定したあと切りました。切った長さは30cmぐらいです。
この樹形を保ちながら大きくなれば、それらしい形になりそうです。
切った枝は、現在水につけていて発根を期待しています。


成長早すぎな甘夏の木

こんなかんじで樹形の成形中です。
寒さに弱い南国の植物なので、冬の管理にやや気を使います。
現在、アゲハの産卵はありません、はい。
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