2007年10月24日
写真館-夜に出没したオオカマキリ

なんと、かなり久しぶりのオオカマキリとの出会いです。
気温が一桁まで下がる秋の夜、えさもさすがに少なくなったらしく、玄関の灯りに集まる虫をたよりにやってきたのだと思います。


写真館-夜に出没したオオカマキリ

体長8〜9cm、でかいです。
脚の先が吸盤状になっているので、このように垂直面を歩くことができます。
前脚がカマになっているので、ほとんど4本脚歩行をします。
時々カマも使いますが、補助的にしか使いません。

それにしてもこの機械的な形、昆虫として変わっているというより、生命体として変わっている形です。
それだけに個性も強烈で、子どもたちにも大人気のカマキリなのであります。


写真館-夜に出没したオオカマキリ

「肉食ですっ!」といった風貌。
時にはカエルや小鳥までも襲う習性は、昆虫の域を超えた凶暴ぶりです。
しかし、その凶暴なほどの攻撃力の割に弱いのが、防御力。
小さな頭部、細い首、意外と柔らかい胸部、柔らかくて大きい腹部、意外と柔らかい長い脚。
一度不利な体制に持ち込まれると、あっさり負けてしまいます。
「攻撃は最大の防御なり」を形にしている昆虫というわけです。


写真館-夜に出没したオオカマキリ

カマキリは、カマの手入れをかなり入念にします。
口を使って、長時間カマの掃除をするキレイ好きなところがあります。
また、食べられる量の獲物の時は、脚や触角までも残さずにきれいに全部食べます。
口の使いかたが上手なので、細くて小さいものでもちゃんとキャッチしながら噛み砕きます。

久しぶりにオオカマキリを見ましたが、さすがにかっこいいです。
人に慣れないというのも、時に素敵なわけです。
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2007年11月02日
芸をするオオカマキリ

『みなさん、わたくしがオオカマキリでございます。今日は何か一発芸でもやってみたいと思います。』


芸をするオオカマキリ

『ありがとう、ご声援ありがとうございます。それではさっそく…』


芸をするオオカマキリ

『"たそがれ"のぽぉ〜〜〜ず!』


芸をするオオカマキリ

『おもしろかったぁ〜?』

見物人『別に…』


芸をするオオカマキリ

『なんだとゴルァ!食っちまうぞっ!』


                           


出演 オオカマキリ
芸をするオオカマキリ


芸をするオオカマキリ

『オレに惚れるなよ…フフフ』
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2007年11月11日
オオカマキリの待ち望んだ産卵

ここのブログで何回か書いたオオカマキリですが、わけあって保護観察中でした。
保護の甲斐あって、なんとか無事に産卵してくれました。


オオカマキリの待ち望んだ産卵

今まさに産卵しているところですが、最後の仕上げのようです。
あの茶色い卵も、産卵直後は真っ白です。


オオカマキリの待ち望んだ産卵

飼育ケースのふたの裏側に産卵しました。


はじめてこのカマキリを見つけたのが、ブログにも書いたときです。
夕方には一桁の気温になる中、玄関のところに止まっていました。
初めは灯りにやってくる昆虫をつかまえにきたのかなと思ったのですが、寒いほどの気温では、すでにやってくる昆虫もいません。

それから1週間が経ち、そのカマキリはまだ玄関先にいました。
蚊もハエも1匹も灯りに来ない中、カマキリはこっちを見てました。
低い気温で動きも鈍くなり、脚には痙攣が始まっていました。
たぶん何も食べていないだろうなといった状況でした。

オスは交尾のあとはメスに食べられたり、生き延びたとしても役割を終えた充実感でその後死期を待つように生きていきます。
このカマキリは、必死でした。何か必死なものを感じたんです。
この強い生命力は、もしかしたら産卵前のメスかもしれない、そう思って腹部のところをよく見たら、オスより太く、通常のメスより細いかんじでした。
産卵したいが栄養不足で卵を作れず、そうしているうちに動けないくらい気温が下がってしまったのだと思いました。

カマキリが首をかしげて人間のほうを見るのはよくあることです。
いつものようにこっちも目を合わせていましたが、何かヘルプのようなものを感じました。
またテレパのような話で恐縮ですが、お願いだから助けてのようなものを感じたのです。

もしも予測が当たっているとしたら、このカマキリは危険を承知で人間に救済を求めている、卵さえ産めれば、あとは人間にどうされようとどうでもいい、そんなことがもし本当にあるのならば、ここは予測を信じてみようと思いました。

しかし、予測は予測。
もし予測どおりでなかったら、単にエゴでしかありません。
そんなわけで、保護観察していることはちょっと公開を躊躇していました(*^^*ゞ
すぐ死んだり卵も産まなかったりしたら、むしろそのまま放置したほうがよかったのではないか、そのように心を痛めるのは当事者だけで十分です。

保護後は、食べ物を与えなくてはいけません。
外に出ても灯りを見ても、昆虫の姿はありません。
ヨモギハムシはいましたが、かわいそうで与えることができませんw
スズムシはなおさらです。
そんなわけで、室内のハエを追っかけまわしたり、石を起こしてワラジムシやゲジゲジを捕獲したりの日々が続きました。
寒くなるとハエは暖かい室内にとどまり、液晶モニタや人肌を好んで止まります。
ハエは捕まえても捕まえても、毎日どこからかやってきました。
決して不潔にはしていないのですがw

そうしているうちに、カマキリの腹部はみるみる大きくなり、卵が作られているのがわかりました。
そうして、産卵の時を迎えました。

経緯が経緯なので長くなりましたが、ただの産卵ではなく、本当によかったよかったの産卵でした。
この卵は春までちゃんと預かり、外の自然の中で孵化させるつもりです。

友好的な態度をカメラの前で見せてくれたこのオオカマキリ、初めからそのつもりであったのなら幸いです。
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2007年11月16日
人に慣れるオオカマキリ

反応が穏やかになるというか、むやみに警戒しなくなるというか、こちらの動きを見守るようになりました。

飼育ケースのふたを開けて割り箸で掃除するときも、以前はあわてていましたが、最近は落ち着いて首をかしげて見ていますw
この写真を撮ったときはおなかが減っていたらしく、『今日の食べ物なにー?』と問いかけてきました。
この姿勢でこの位置で静止し、外に出ようとしません。
毎日定刻に食べ物をあげると、腹時計が反応するのでしょうかw

もうすっかり元気になりましたが、外は霜が降りる気温です。
というか、さっき外に出たら降りてましたΣ(゚д゚lll)
ちなみに、現在の外の気温は1.3度です。
放したとたん凍え死ぬと思うので、このまま飼ってみたいと思います。
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2007年11月21日
●●● 警 告 ●●●

今日のブログは、グロテスクなイモ虫型幼虫の登場です。
しかも、その幼虫がカマキリに食べられるシーンを、モザイク無しで掲載しています。
昆虫嫌いの方やイモ虫嫌いの方は、見ないほうが懸命です。
命をつなぐためには命を食すという生物学的見地での閲覧を理解できる方のみ、ご覧下さい(`・ω・´)


ミルワームをオオカマキリに与えてみた

買ってきました、ミルワーム。
ミルワームとは、ゴミムシダマシの幼虫です。
小鳥・両生類・爬虫類・小動物などに与える活餌型ペットフードとして、ペットショップやホームセンターで普通に売られています。

カマキリにあげる活餌としてのハエなどの昆虫の姿もいよいよ姿を消し、さてどうしたことかと悩んだあげく、そういえばホームセンターのペットコーナーに、なんだか気持ち悪い動くものが売られてたことを思い出しました。
値段は150円ぐらいで安いです。恐らく、2〜30匹の幼虫が入っているものと思われます。


ミルワームをオオカマキリに与えてみた

木のくずの中に隠れています。
この木のくずを食べながら、陳列棚で売られて食べられるのを待つかわいそうなゴミムシダマシの幼虫…(ノ_・。)
つい、飼ってみようかなと野心が湧いてきます。
さ、いよいよミルワームの登場です。


ミルワームをオオカマキリに与えてみた

気持ち悪い気持ち悪いといいますが、個人的見地ではすっきりした姿でそれほどでもありません。
チョウや蛾の幼虫のほうが、まだ気持ち悪いと思いますw
体の表面はかなり硬く、動く力も想像以上です。
また、前に進む速さと同じぐらいの速さでうしろにも進めます。
観察してるとなかなかおもしろい幼虫でもあります。


ミルワームをオオカマキリに与えてみた

カマキリの飼育ケースの中に移動していただきました。
赤玉土の中に潜る前に、カマキリは発見できるでしょうか。


ミルワームをオオカマキリに与えてみた

すかさず、下を歩くミルワームを発見するオオカマキリ。
余談ですが、カマキリも時々水を飲みます。
水分補給のためのリンゴなわけです。
肉食昆虫のカマキリにも、果物をあげましょう。


ミルワームをオオカマキリに与えてみた

一発で捕獲に成功し、胸部に噛み付きます。左側がミルワームの頭部側になります。
硬い殻もなんのその、オオカマキリの強いアゴはバリバリと破っていきます。


ミルワームをオオカマキリに与えてみた

頭部をかじるオオカマキリ。
左のカマで軽くおさえ、右のカマにはしっかりと残りの体がはさまれています。


ミルワームをオオカマキリに与えてみた

頭部を噛み砕くオオカマキリ。
かなり硬いと思われますが、噛み砕いて食べようとしています。
味が悪いときは硬い部分は食べずに地面に落とすのですが、味がいいと食べてしまいます。


ミルワームをオオカマキリに与えてみた

頭部を完全に食べてしまったカマキリは、残りの半分を食べ始めました。
このあと、10分ほどで完食でした。

生き物は、他の生き物の命をもらって自分の命をつなげます。
これは、人間も同じことです。
お皿の上にあがっているニンジンや豚肉やサンマも、みんな命です。
そう考えると、食べ残すということがとても残酷に思えます。
自分が生きるために奪った他の命のためにも、きちんと目的をはたすことが、他の生き物への倫理です。

話がそれました(*^^*ゞ
ミルワームは非常に栄養価が高いことで有名ですが、栄養バランスから考えると、長く続けると偏食になります。
今回ミルワームを買って与えたのは、実は一時的な措置です。

あした、生きたコオロギが届きますw
これまた小動物用活餌として有名なイエコオロギです。
コロコロ鳴く黒いエンマコオロギとは違う種類で、茶色っぽいコオロギになります。

ハエがいないからと言ってオオカマキリを餓死させるわけにはいかず、通販で買いました。
イエコオロギが届いたあとの様子は、明日のブログに書きたいと思います。
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2007年11月22日
オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

オオカマキリに与えるイエコオロギを飼うということで、ご覧のようにイエコオロギ飼育ケースのセッティング完了です。


オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

種まきポットの縁を2箇所欠いて逆さまに置き、隠れ家を作ります。


オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

こんなかんじです。
リンゴを置いていましたが、水分の補給には足りなそうだったので、水を染み込ませた脱脂綿に替えました。
そんなところへ、イエコオロギの到着です。


オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

長旅で、のどがカラカラだぞ(゚Д゚)ゴルァ!!
なめるのではなく、かなり吸っていました。


オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

長旅で、おなかペコペコだぞ(゚Д゚)ゴルァ!!
むさぼるように、もぐもぐ食べています。


オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

水、水水水…。イエコオロギがよく水を飲むのは知っていましたが、ここまで露骨に飲むとはびっくりです。


オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

やばい、かわいい…。


オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

新しい居住区を確認しているイエコオロギ。


オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

食べて飲んで確認したイエコオロギは、このあと種まきポットの中に潜っていきました。


オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

飼育ケースの下には、パネルヒーターを敷きます。
これが無いと、寒さで飼育できません。


オオカマキリのエサ、イエコオロギの到着

温度計も設置。ケース内に吸盤でくっつけました。
設置したばかりの撮影なので20度そこそこですが、イエコオロギの飼育には25度ぐらいはないといけないので、その確認用です。

カマキリもイエコオロギも会社で飼っていますが、暖房の切れる帰宅時にはダンボールの箱の中に入れて防寒します。
イエコオロギのほうはパネルヒーター、カマキリのほうは携帯カイロで箱の中と飼育ケースが暖まります。

携帯カイロは、無名メーカーの貼るタイプのものを使っています。
無名メーカーなので発熱量もさほではなく、貼るタイプなので飼育ケースの下に敷けるほど薄いのがミソです。
朝来ると、土がほどよく暖まっており、ちょうどよい暖房効果が確認できました。
熱すぎるとやばいので、あまり熱くならない携帯カイロにする必要があります。

イエコオロギの飼育環境整備も完了し、やれやれと安堵していたら、聞いたことの無い音がしてきました。
どうやら、イエコオロギの鳴き声のようです。
めったに聞けない鳴き声なので、動画に撮ってみました。

posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(8) | オオカマキリとイエコオロギ | 更新情報をチェックする
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