2010年06月06日
エンマコオロギは、自分にとっては最も身近なコオロギの種類です。子供の頃は、神社の石の下やブロックの隙間を探って捕獲したエンマコオロギをよく飼育したものです。
エンマコオロギの飼育をやらなくなってからは、遠くの野原から聞こえてくる鳴き声で秋の訪れを知り、その鳴き声のピッチが遅くなることで秋の終わりを知りました。
毎年聞いているエンマコオロギの鳴き声。身近な昆虫であるはずですが、隠れることと逃げることの天才でもあるエンマコオロギを捕獲するには、大人になった今では子供のころのようにはいかなくなりました。

ここ数年で似たような昆虫を飼ったものとしては、スズムシとヨーロッパイエコオロギがあります。スズムシは観賞用として飼ったので、産卵を経て次の世代まで飼うことができました。ヨーロッパイエコオロギは当時飼育していたオオカマキリのエサとして飼っていたものです。
観賞用飼育とエサ用飼育では飼い方が大きく異なりますが、ここにきてエンマコオロギを観賞用として飼育してみたくなったわけです。


エンマコオロギ飼育開始

秋まで待って根性で捕獲してもいいのですが、前述のとおり困難になりそうです。
そんなわけで、卵を手に入れました。スズムシの卵は今ではどこでも売っていますが、今飼いたいのはエンマコオロギなわけです。ここから始めます。

まずは、孵化することを祈ることで飼育が始まるのであります。孵化さえすればスズムシのときとほぼ同じなので、なんとかなるでしょう。
ただ、エンマコオロギの卵からの飼育は今回が初めてです。多少の緊張感はあります。

無事に孵化して順調に生長していくにしたがって、今回の飼育は良く言えばマニアック、悪く言えばくどい飼育記録になるでしょう。
なぜならば、エンマコオロギの飼育は比較的容易であり、なおかつその飼育方法をよく知っているからです。
また、エサ用飼育としての情報がネット上に氾濫している中、観賞用としての飼育の情報ももっとあってもいいのではないかという提示もあります。
なんにせよ膨大な情報の中に埋もれてしまうのがネットなので、飼育方法の中のひとつとして書いてみます。

たいそうな覚悟で始める飼育に限って、孵化しなかったとか暑さで全滅したとかありがちなので、次回の記事で飼育が終了するかもしれませんw
まあそれも飼育のうちなので、そのときはまたスズムシでも飼うかもしれません(^_^;)
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2010年06月14日
エンマコオロギの飼育環境整備

今ある予備の飼育ケースはカタツムリの次世代飼育に使う予定なので、今回新たに飼育ケースを購入した次第。前面の角が丸くなっているタイプは初めて使用します。
この飼育ケースは、アイリスの「飼育ランドLL」(幅42.5×奥行24.5×高さ28.5)です。カタツムリ用には、同じくアイリスの「仕切り付き飼育ケース」の各サイズを使用中です。


エンマコオロギの飼育環境整備

ふたを取って上から見たところ。

■砂
湿った環境を好むスズムシのときは産卵床も兼ねて赤玉土を分厚く敷いて霧吹きをしていましたが、エンマコオロギは逆に乾燥した環境を好むので、歩きやすいように砂を薄く敷いています。霧吹きは一切しない予定。

■木炭
表面をタワシで洗い、一昼夜水没させたあと完全に乾燥させています。カタツムリやスズムシに使うときは乾燥はしませんが、エンマコオロギなのでカラカラにします。自然の環境浄化を期待します。断面が三角形なので、前面にバークが崩れるのを防ぎます。

■インテリアバーク(大木の樹皮)
エサ用飼育であれば紙を折ったりしたものを使うところですが、飼育工場のようにはしたくなかったので使用。表面を洗った後、これも完全に乾燥させています。隙間が隠れ場所になります。

■水飲み場
ヨーロッパイエコオロギの飼育の時に使った水飲み器。
エンマコオロギは自分と似ていて、乾燥した環境を好む反面、水をよく飲みます。水切れは厳禁なわけです。
空気に触れる部分が小さいので、蒸発や誤産卵が最小限になるのを期待したいところ。水換えや継ぎ足しも毎日やらなくていいので楽です。

■主食のえさ場
主食はスズムシ用の配合飼料を使う予定。栄養バランスが良くて管理も楽になります。
皿は素焼のミニ鉢皿を使用。表面がざらざらしているので、容易に出入りできます。湿った床土を使うときは水分を吸ってえさの腐敗を招くので、あくまでも乾燥土の場合に有効です。

■野菜のえさ場
時々少量の野菜もあげたいので、昆虫ゼリー用の木皿を2個用意。食べきるくらいしかあげないので、水分の吸いこみは大丈夫でしょう。
もしかしたら、実験的に昆虫ゼリーをあげることもあるかもしれません。

■産卵床
時期尚早なのですが、写真の位置に2個置く予定。中に入れる土の配合は現在検討中。赤玉土細粒・砂・ピートモスあたりになるでしょう。
土の深さや出入り方法については、その時季になったら書く予定。


エンマコオロギの飼育環境整備

正面から見ると、こんなかんじです。
とにかく徹底的に乾燥した環境にします。こうすることによって、カビや腐敗菌や小バエや臭いが最小限になり、コオロギが病気になることも限りなくゼロに近づくと思います。


エンマコオロギの飼育環境整備

エンマコオロギは黒い色を好みます。木炭には自然に近づくと思うので、隠れ場所を隣接させています。


エンマコオロギの飼育環境整備

端っこなので厚く見えますが、全体の砂の厚さは1cm強。これでも入れすぎかもしれません。足場代わりなので、足が引っ掛かればいいわけです。あんまり厚く入れると産卵してしまう可能性があるので、欲張りはいけません。
対比的に産卵床に入れる土は、ふかふかのじめじめにします。


エンマコオロギの飼育環境整備

…で、肝心のエンマコオロギですが、まだ孵化していません(^_^;)
初めてパパになろうとしている若パパの心理ですので、あしからずな次第。
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2010年06月16日
エンマコオロギが孵化!

よく見て気付いたのですが、エンマコオロギが4〜5匹孵化してました。
なんせ小さいので、ほんとによく見ないとわかりません。


エンマコオロギが孵化!

色が黒々としているので、昨日以前には孵化していたと思われます。体長は1.5〜2mmぐらい。


エンマコオロギが孵化!

生まれた幼虫の右上に、孵化前の卵が見えます。


エンマコオロギが孵化!

孵化が始まった容器を飼育ケース内に入れ、ワラの橋で木炭まで行けるようにしました。


エンマコオロギが孵化!

さっそく渡り始めた幼虫。ジャンプ力は意外とあり、数センチはジャンプします。


エンマコオロギが孵化!

ワラの橋を渡り終え、バークで休む幼虫。


エンマコオロギが孵化!

エンマコオロギの卵からの飼育は初めてなので、真剣勝負です。
今後数日の間に孵化する卵はみんな孵化するでしょう。卵は約50個入っていましたが、30匹程度の孵化を想定しています。そこから成虫にまで育つ数は20匹弱になるのではと思います。
うまく育てられるか、正直どきどきなのであります。
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2010年06月27日
心配なので水とえさを追加

卵が入った容器を取り除いたついでに、水とえさを追加しました。
水とえさと野菜台がそれぞれ2箇所ずつになっています。
まだまだ小さいので動きが見えず、不都合の合図がわかりません。そんなわけで、少し余裕を持たせようとWにしたわけです。
…で、肝心のエンマコオロギの幼虫ですが、両脇のえさ台の中に1個ずつ見える黒い点が幼虫です。まだまだ先は長いです。


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2010年06月28日
エンマコオロギが脱皮

1匹★になったかとよく見たら、脱皮した抜け殻でした。


エンマコオロギが脱皮

抜け殻のすぐそばにいた幼虫。脱皮したばかりなので、まだ黒くありません。
前よりふた周りぐらい大きくなりました。
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2010年07月05日
エンマコオロギ元気です

スズムシのえさを食べているエンマコオロギの幼虫。とりあえず生存確認。


エンマコオロギ元気です

体長は3mmぐらい。石のようなものは砂粒です。
孵化時よりは大きくなっていますが、コロコロリンの秋はまだ先なのであります。
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