アゲハのほうはうまく育つかなと思って観察していたのですが、なんとか幼虫も元気そうなので、ここからアゲハ観察日記を開始します。
アゲハが卵を産んだ甘夏は外に置いていますので、飼育というよりは観察になります。

甘夏飼育日記で一鉢ずつ植えていたのを、このようにひとつにまとめていました。数は10株ぐらいでしょうか。枝も伸び、今後が楽しみだったのですが、アゲハの幼虫に提供することにしました。


これが卵です。初めて見つけたときは黄色いまん丸とした状態だったのですが、撮影時には中の幼虫が透けて見えるようになっていました。
アゲハは、卵を一個ずつ産み付けます。卵の直径は1mmぐらいです。卵の発見数は5個です。

そして、幼虫が生まれました。このときは、まだ2mmぐらいです。オレンジ色の紋が入った黒い毛虫というかんじです。
鳥のフンを擬態していると言われるこの色や形、離れて見るとなるほど、フンにしか見えません。
さっそく葉っぱを食べたあとがありました。全部で5匹の幼虫を確認しています。

伸びたばかりの新しいやわらかい葉っぱを食べる幼虫。2mmの大きさなので、接写が大変です。
これからどうなるのでしょうか。食草の補給は間に合うのでしょうか。アゲハの幼虫はとても大きくなり、食べる量も多くなります。どうにもならなくなったら、園芸屋さんからゆずの木でも買ってくるしかないのでしょうか。
そんなわけで、終わりを知らない飼育や観察の日記は、まだまだ続いていくのです。