
伸びた背丈は2mを超え、花が咲くのも上のほうだけとなりました。
全体の下3分の2の部分には、写真のようなタネができています。
タネをつけると下を向くのはマルバアサガオの特徴でもあり、みんな折れ曲がったように下を向いています。
みんな丸々とタネを実らせ、いいタネができそうです。
自然に落下するのを待ってるとそのあたりで来年大発生するので、茶色くなったらタネの収穫に大忙しとなりそうです。
芽が出たって引っこ抜けばいいんじゃないか、そう思うでしょうが、昔から間引きという作業は苦手です。
小学館の図鑑にも「間引きは大切な作業です」などと書いてありますが、間引くんなら最初から間隔をおいて蒔けばいいんじゃないかと考えるほうで、今までも全部そうしてます。
せっかく水を吸って根を伸ばし、芽を出したかわいい緑の双葉を、混みいっているからと引っこ抜くのは苦手です。
ぼくはたとえ植物でも‘栽培’はしたくない。‘飼育’をしたい。
一個一個の生命の成長を見たい、そう思ってタネを蒔きました。
だから、こぼれたタネから出た芽でも、それを引っこ抜くのには抵抗があります。
育てられないんだったら蒔かなければいい。
日かげやコンクリートのふちにこぼれたタネから出た混みいった膨大な芽、このような芽を健康に育てる自信はありません。
だから、極力こぼれないようにこぼれる前に採取したいと思っています。