2006年09月24日
写真館-シジミチョウの幼虫

庭を散策していたら、ツツジの葉の上に何やらふんを発見。
黒くて丸くて中央が凹んでいるこの形、間違いなくチョウの幼虫のふんです。
おまけにクモの糸のような糸も見えます。幼虫の吐いた移動用の糸です。
どこかにいるようなので、さがしてみました。

写真館-シジミチョウの幼虫

いました!
おお、我が家の庭にもシジミチョウの幼虫がいました!
大中小、3匹発見です。(下の2枚は同じ個体です)
他のチョウの幼虫の形とは一味違う、ワラジ形の幼虫です。
大きさは1cmぐらいでしょうか。
かなり平べったいので、葉の裏にいるときは、まず発見できません。

しかしです。
これがカタバミの葉ならヤマトシジミと断定できるのですが、葉はツツジの葉です。
シジミチョウのなかまは種類が多く、食樹もさまざまですが、その中にはツツジの葉につくものもいます。
○○○○シジミなのは間違いなさそうですが、断定できません。

写真館-シジミチョウの幼虫

この写真の左側が、カタバミです。
黄色い花を咲かせるどこにでも生えている小さな雑草で、庭にもたくさん生えています。

右側はアリです。幼虫の近くにアリが何匹かいました。
これは、幼虫が甘い汁を分泌するので、それをもらいにきているわけです。
アブラムシとアリの関係と同じで、お互いに共存の関係にあります。
しかも賢いことに、幼虫はアリの幼虫の体から出る物質と同じ物質まで分泌するので、アリから見れば「我が息子」になるわけで、アリがそばから離れないのもわかります。

アリのひとこと・・・
『おまえ、なにこんなところにいるんだよっ!しかも葉っぱなんか食って!ん?なんだこの香り・・・おお、甘い蜜発見、ひとまずちゅうちゅういただきます。さて、あしたは巣まで引っぱっていくからな。またあした。』

こんなことを毎日繰り返していくうちに、幼虫はいつのまにかサナギになるんでしょうw

シジミチョウの幼虫は平べったいので妙に気持ち悪いかもしれませんが、歩く姿は、オイッチニ、オイッチニというかんじで、むしろかわいくもあります。
アゲハチョウのように派手なチョウもいいですが、小ぶりで地味なシジミチョウもまた風情があって好きなチョウです。
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2006年09月22日
写真館-逆光のミヤマアカネ

トンボはいつも背中から撮っていましたので、たまには正面からごあいさつしてみました。
赤とんぼの赤は見えませんが、尾の裏側が白いのがわかってメスなことがわかりました。

羽根が少しさけています。羽化して長いのでしょうか。
夜ともなれば10度ぐらいに下がる岩手、早く彼氏を見つけてほしいものです。
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2006年09月21日
写真館-ツマグロヨコバイのメス

ツマグロオオヨコバイの幼虫かなと思ったのですが、ツマグロヨコバイのメスだと思います。
ツマグロヨコバイのオスは端っこが黒いのですが、メスはほとんど緑色になります。
でもやっぱりツマグロオオヨコバイの幼虫かもしれません。
わかりませんw

いずれにしてもこの愛嬌、思わずシャッターを切ったのでした。
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2006年09月20日
写真館-ヤマトシジミ

酔っ払った紙くずみたいに不安定に飛んでいるチョウがいたら、それはヤマトシジミです。
大きさも1cmちょっとで、羽根の裏は茶色ですが表は青いような色をしています。

コスモスの葉に止まっているところを接写しました。
色は地味ですが、実に深みのあるコントラストの模様です。
羽根のふちは毛羽立ったようになっており、なかなかの上品さ。
おまけに、しま模様の触角もきれいです。

ただ、目が怖いw
ネコのような目に見えて、これがまた上品さを際立たせていますが。

日本的な上品さをもつ扇子のような羽根の、ヤマトシジミでした。
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2006年09月19日
最後のアゲハ幼虫がサナギに

きのう前蛹になった最後くんが、無事サナギになりました。
朝にはまだ前蛹だったので、日中にサナギになったようです。
大きさは少し小ぶり。でも糸はしっかり張っているようです。

それにしても抜け殻を足元に置くとは、なかなかの芸達者。
甲冑を脱いだ武士のようです。

さて、これで5匹全部の幼虫がサナギになりました。
しばし静寂のとき。
娘を嫁に出す前夜のような寂しさが、これから何日も続くわけです。
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2006年09月19日
本日、2匹目のスズムシのメスが★になりました。
触角も折れてなく、脚も折れてなく、眠っているようでした。
おなかもすっかり小さくなり、卵を全部産み終えたようです。

メスは産卵の栄養を摂るためにオスを食べるとよく聞きますが、最初のメスも今回のメスもオスを食べませんでした。
ニボシを与えていたのもあるかと思いますが、それでもオスを食べるそうです。
穏やかなメスが産んだ卵からは、穏やかな子供たちが孵化することでしょう。

メスが★になってからというもの、オスが鳴かなくなりました。
もうメスを呼んでも来ないからです。ひとりになったからです。
がむしゃらにナスを食いちぎるオスの姿が、なんだか悲しく見えました。

オスはチビスズムシに気づいてるかな。
チビスズムシはオスに気づいてるかな。
えさは毎日替えてやる。
長生きしろ。
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