
またもや土風呂に入って数時間そのままで過ごすカタツムリ。
よく見ると、前回と同じ個体です。
どうやら、このカタツムリはまさにお風呂好きのようです。
言葉を話さなくても動きがゆっくりでも、こうやって好きな場所をきちんと選ぶあたりが、生き物のかわいらしさです。
生き物と長い時間ふれあえばその生き物の生態がわかり、生態がわかればそれは必ず人間に近いものだということに気づきます。
そこに驚きを感じ、さらに身近に感じ、かわいいという感情が生まれ、そして人間は生き物にやさしくなれるのです。
動機はやや自己中心的ですが、それでも平和になるのであれば、それもまた良しです。
生態を知るには、飼育が一番の近道です。
子どもたちには、もっともっと飼育を体験してほしいと思います。
人間はたまたま地球では文明を担当している生き物にすぎず、この星のそもそもの住民は昆虫であり、ここは昆虫の星なのだ。
それぐらい思っていても害は無いでしょう。