2006年11月04日
コスモスの種、熟す

指で触れるとパラパラ落ちるぐらい熟したコスモスの種です。

コスモスの花の咲いている時期は長く、かなり前からこのような種ができているかと思えば、これから咲こうとする小さなつぼみもあります。

今年の初夏にプランターと地面に植えたのですが、その違いがはっきり出ました。
地面に植えたほうが茎も太く、枝も均等に分かれて花もたくさんつけます。
茎の太さはヒマワリほどもあり、ひと株の幅は両手を広げたほどもあります。

しかし、ほどよく耕されて肥料も豊富にあったのはプランターのほうであり、地面のほうは粘土質で石ころごろごろの最悪な土質でした。
つまり、コスモスに関しては土質よりも根の張りのほうが重要なようです。
思いっきり伸ばしたいだけ根を伸ばしたほうが、地面の上も思いっきり伸びるということです。

今回初めてコスモスを植えたのですが、この花にはたくさんの昆虫が集まりました。
アリ、アブラムシ、ミツバチ、クマバチ、ハナアブ、ヒラタアブ、シジミチョウ、ハナグモ、そしてトンボやカエルの休み場にもなりました。
ひと株のコスモスがあったおかげで、たくさんの昆虫の生活の場となりました。

たったひと粒の細長い小さな種が、たくさんの命を支えていました。
来年も、これらの種がたくさんの命を支えることでしょう。
その手助けを、これからもやっていきたいと思います。
来年もコスモス植えるぞー♪
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(5) | TrackBack(0) | コスモス〜2007年以前 | 更新情報をチェックする
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