指で触れるとパラパラ落ちるぐらい熟したコスモスの種です。
コスモスの花の咲いている時期は長く、かなり前からこのような種ができているかと思えば、これから咲こうとする小さなつぼみもあります。
今年の初夏にプランターと地面に植えたのですが、その違いがはっきり出ました。
地面に植えたほうが茎も太く、枝も均等に分かれて花もたくさんつけます。
茎の太さはヒマワリほどもあり、ひと株の幅は両手を広げたほどもあります。
しかし、ほどよく耕されて肥料も豊富にあったのはプランターのほうであり、地面のほうは粘土質で石ころごろごろの最悪な土質でした。
つまり、コスモスに関しては土質よりも根の張りのほうが重要なようです。
思いっきり伸ばしたいだけ根を伸ばしたほうが、地面の上も思いっきり伸びるということです。
今回初めてコスモスを植えたのですが、この花にはたくさんの昆虫が集まりました。
アリ、アブラムシ、ミツバチ、クマバチ、ハナアブ、ヒラタアブ、シジミチョウ、ハナグモ、そしてトンボやカエルの休み場にもなりました。
ひと株のコスモスがあったおかげで、たくさんの昆虫の生活の場となりました。
たったひと粒の細長い小さな種が、たくさんの命を支えていました。
来年も、これらの種がたくさんの命を支えることでしょう。
その手助けを、これからもやっていきたいと思います。
来年もコスモス植えるぞー♪