では、どこで大人と子供を見分ければいいのでしょうか。

4月22日に掲載した写真ですが、3匹写っているうちの両端が大人、真ん中が子供です。
殻の縁のところがポイントなのですが、両端のカタツムリは反りかえったようになっています。
これは、殻の成長が終わったことを意味しており、これをもって「大人」と分類されています。
一方、真ん中のカタツムリは殻の縁の反り返りが確認できず、いまだに殻が成長中だということになり、「子供」と分類されています。
茶色い帯の色が急に薄くなっているのは、冬眠から覚めてからすでにこれだけ成長したということになります。
時間が経てば次第に濃くなっていきますが、急激な成長のために色づきが間に合わないのです。
この子供のカタツムリの成長記録を見てみましょう。
先ほどの写真は4月22日のものですが、その3日後の25日に撮った写真が、次の写真です。

見てわかるほどの成長が、たった3日でわかります。
冬眠後のカタツムリの成長は想像を絶するものがあり、そののろまな動きに似合わずに確実にもくもくと成長していきます。
本日撮影した写真が、次の写真です。
Σ(゚д゚lll)まさに想像を絶しています!
すでにこの時点で他の3匹の大きさを超えており、いまだに反り返りが見られないということは、まだまだ大きくなるようです。
このカタツムリの生活スタイルには特徴があり、よく眠ります。 (-_-)zzz
ケースの壁やふたにくっつき、頭を引っ込めて長時間じっとして眠っています。
この眠っている間というのは、体の伸縮が無いことを考えると、このときに殻を作っているのかもしれません。
というより、眠っているのではなくて殻を作るためにじっとしているという仮説も考えられます。
ちなみにこのカタツムリ、名前は「姫」です。
他の3匹には名前は無いのですが、もう少しで大人になってしまう哀愁を尊び、姫と呼んでいます。
まだこのカタツムリは卵を産んでいないと思いますので、まさに汚れ無き乙女ということになります。
しかし、あなたもいつかは反り返って卵を産むときが来るのですね、姫。
こんな小春日和の穏やかな日は、もう少しあなたは子供でいてください。
.........@ノ”<どこかの歌詞パクってんじゃねーよ