一匹だけ木の枝でサナギになったアゲハチョウの幼虫、色も一匹だけ茶色でした。
このサナギが昨日の夕方から黒くなり始め、今日の昼ごろに無事に羽化しました。
2007.6.3 12:28 体が半透明になったサナギ
2007.6.3 12:29 サナギが割れて羽化の開始です
2007.6.3 12:30 触角を伸ばしてモソモソ出てきます
2007.6.3 12:31 あっという間に上まで移動
2007.6.3 12:32 この場所で羽根を乾燥させるようです
このあと、羽根を徐々に伸ばして乾燥させます。
腹部にいっぱい入っている体液を羽根に送り込み、羽根を広げます。
羽根が伸びていくごとに腹部がしぼんでいくのは、このためです。
それでは、羽根が伸びていくようすを見てみましょう。
12:28〜13:42に1分間隔で撮影したものです。
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2007.6.3 13:43 羽根が完全に伸びきりました
2007.6.3 13:46 ケース内でしばらく休ませます
2007.6.3 14:30 ベランダに出して外の気温をわからせます
2007.6.3 14:30 君とももうすぐお別れだ…
2007.6.3 14:33 久しぶりのご対面だったのにね
2007.6.3 14:36 何か話しかけられているように感じた
2007.6.3 14:38 丸まった口は芸術的でもあり
2007.6.3 14:46 春の陽射しを浴びて体を温めます
2007.6.3 14:46 焼きつく思い出なれど祝福の時
2007.6.3 14:46 体を温めるのは太陽だけかもしれません
この直後、飛び立ちました。
5〜6mの高さで、周囲を見渡すようにぐるりと一周半して見えなくなりました。
さっきまで止まっていた枝。
抜け殻が時々風に揺られるだけの枝になりました。
昨年の8月に孵化したばかりの幼虫の保護で始まったアゲハ飼育、5匹中2匹は残念な結果となりましたが、3匹を自然に返すことができました。
10ヶ月続いたアゲハ飼育も、ようやく終了です。
住人のいなくなった飼育ケースのあとかたづけは、明日にでもします。
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(◆ iiiii ゚ー゚)ii◆)<また卵産みに来るねー♪
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(__UU_) Σ(゚д゚lll)