2007年06月23日
写真館-自販機の友、フタスジモンカゲロウ

これからの季節、夜になると自販機の明かりに集まる虫の中にフタスジモンカゲロウが必ずいます。
1〜1.5cmぐらいの透明な羽根の虫なので、見たことがある人も多いと思います。

森の妖精と呼ばれるほどの美形で、この写真を撮るときもしばし見とれてしまいました。
べっこう色を基調とした上品なコントラスト、羽根の大きさの違いの比率、羽根自体の形、尾の先にいくにしたがって角度を変える斜め模様、真っ黒くてまん丸な目、手袋をつけたような前脚、どこまでも伸びる尾の先端・・・、まさに妖精です。

幼虫は水中で暮らしますが、成虫になると1日から数日で死んでしまいます。その間は何も食べず、消化器官も持っていません。
交尾のためだけに水を抜け出し、羽根が生えるのです。
昆虫の変態とはそもそもこういうもので、目的を達成するために、ベストな姿に大変身するのです。


写真館-自販機の友、フタスジモンカゲロウ

あまりにもかわいいので、ちょっとさわってみました。
そしたら尾の先を広げ、前脚も高く上げて威嚇してきました。
妖精さん、ごめんなさい。
それにしてもこの前脚、触角のように見えます。
常に前脚は上げており、地面につくことはありません。
4本の脚で歩行するという神ワザをやってのけます。さすがは、神に近い妖精です。


写真館-自販機の友、フタスジモンカゲロウ

こうやって見ると、確かに脚なのです。
しかし、よく見てください。先の半分ぐらいに節がたくさん付いています。
これはすでに歩行のためのものではなく、何かを感じ取るセンサーの役目、つまり触角の機能を持っていることが考えられます。
小さくて黒い丸いものは何なんでしょうか、単眼でしょうか。
不思議というより、神秘的な生き物。感動モンです。


写真館-自販機の友、フタスジモンカゲロウ

上から見ると、また違った雰囲気。
いろんな昆虫の一部分を集めて構成したようなアンバランスさ。
そのアンバランスを見事に組み合わせてバランスを取った完成度。
フタスジモンカゲロウ、昆虫界のアダムとイヴなのかもしれません。

自販機の明かりのところで出会ったら、殺さないで下さい。
1日から数日の命なのです。何が何でもその間に交尾しなければならないのです。まさに、命をかけて相手を探している最中なのです。
スーパーブレンドのボタンのところに止まっていたら、だまってマウンテンブレンドを買ってください。
高等生物なら、それぐらいはしてあげましょう。
自販機を埋め尽くすほど止まっていたら、ジュースはがまんしましょうw
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2007年06月23日
写真館-交尾中のハエのカップル

いきなりすんません(*^^*ゞ

オスのほうは恥ずかしがってたのですが、メスほうが撮って撮ってと言わんばかりのカメラ視線。なかなかの性癖のようです。

ハエは、ブタと同じです。
ハエやブタが決して汚いのではなく、その周囲に放置しているものが汚いのです。
ブタもハエもすごくきれい好きな生き物です。きちんと掃除されていない飼育場は汚くて臭いブタ小屋になり、きちんと処理しない生ゴミにはハエがブンブン飛びます。

この写真は、ヨモギの汁を舐めにきたハエで、こういうハエだからこそ全然汚いなんて感じず、こうやって接写なんかもできるわけです。
おまけに見てください、このゴミひとつ付いていない体。
あのかわいいテントウムシでさえ、接写すればゴミだらけですw

と、1日にたくさんの記事を書いているわけですが、来週はいよいよ多忙のピークを迎え、ブログを書く時間も無さそうなのです。
そんでもって、1枚でも早く掲載したいと思っての連載です。
その結果がハエの交尾なのには、突っ込まないで下さい。突っ込んでるのはハエです。いえ、なんでもありません。
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2007年06月23日
今育てているアサガオは、去年育てていたものの種なのですが、今年は違うアサガオも咲かせてみたくなって植えたのが、ヘブンリーブルーです。

アサガオの中では比較的人気種で、夏の青空のような色の花をつける外国種のアサガオです。
このヘブンリーブルーが発芽しました。


写真館-ヘブンリーブルーの芽

気色悪っっ!
さすが外国種。いとをかしのいの字も無いような生命感を感じます。
でかいのはでかいです。でかくなる種類なので、発芽したての芽もさすがにでかいです。
双葉が開きました。


写真館-ヘブンリーブルーの芽

こわいよー。・°°・(>_<)・°°・。
血管浮きだつ悪魔のような風貌です。
葉の切れ込みも鋭く、日本のアサガオとはすでに違います。
しかもこの芽、かなり大きいのです。10cmぐらいあります。
これからの成長が楽しみなのを超えて、少々恐怖感さえ感じる次第。
いやはや、鉢植えやばいかな・・・
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