今回は、画像無しで真剣に考察していきたいと思います。
今年の春、冬眠から覚めたカタツムリが初めての産卵をし、あれよあれよと次々と赤ちゃんが生まれました。
このまま生まれ続けたらどうなるんだろう…そんなことも真剣に考えていた最中、あるときからぴたっと孵化しなくなりました。
待っても待っても孵化せず、表面にカビが発生してしまいました。
卵のクッション剤を枯葉から紙にしたのが悪かったのか…そう思って枯葉に戻しましたが、またもやカビ発生。
夏の猛暑のせいなのかとも思いました。湿度を保ちつつ、涼しいところに移動。またもやカビ発生。
思ったより湿度は必要ないのかもと、霧吹きの回数を減らして乾燥状態を作っても効果無し。
こうなりゃ、とりあえずカビの発生を止めてみようと、ヤシガラ活性炭を敷き詰め、適度な水分を吸わせてその上に卵を置いてみました。
待っても待ってもカビが生えません。こりゃ効果ありだ!孵化を待とうと待っても待っても孵化せず、そのうちついにカビが発生しました。
なるべく自然に近い状態に戻してみようと、今まで別ケースに移動していた卵を、産んだ場所にそのままにして様子を見ました。
卵を戻すのではなく、産んだら何もしないということです。
結果、だめでした、孵化しません。
なんでだろう…いままであんなに孵化し続けていたのに…
ふと、ニワトリのことが頭に浮かびました。
あっ!!!そうか!そうなんだっ!!!
無精卵だという結論に達しました。
ニワトリは交尾に関係なく、産み続けます。
きっと、それと同じなんだと思います。
そういえば最近は交尾している様子も見かけません。
数日前も産卵しましたが、そのままにして観察中です。
2週間ぐらいしても卵の中に何も変化が起きなければ、その卵は孵化しない無精卵なのだと思います。
孵化しなくてカタツムリがかわいそうだと思っていましたが、2〜3週間放置してカビが生えた卵をそのたびに処理するぼくのほうがかわいそうだと最近思ってきました。
カタツムリよ、ヒトには「酷」という感情があるのです。処理するときに心が痛みますので、交尾していないときは産まないでください(*^^*ゞ
.........@ノ”<こけこっこー♪