外見はクリに似ていますが、ふた周りぐらい大きくて丸っこいです。
1個の実の中に1個入っているところも、クリと違います。
トチの実、あるいはトチノキの実です。
左は外皮がまだついている状態、上は外皮の表面、あとの二つは実です。
外皮は3等分になるように亀裂が入って割れるので、左の外皮の角は120度ということになります。
トチの実は、昔から薬として使われてきました。
トチの実を焼酎に漬けた液は、打ち身や捻挫、肩こりなどに良く効いたそうです。
これがまたゆるやかに効くのではなく、みるみる間に腫れがひいていくといった強力な効き方をするらしく、どこの家にもあったそうです。
そんな強い薬効のあるトチの実ですが、そんなことはどうでもよく、いつものように土に蒔いたわけです。
ドングリのようなものなので、来年の春に無事に芽が出ることを祈ります。
今年は秋が短いような気がしますが、ドングリやトチの実をはじめとするいろいろな木の実にふれることが多く、思ったより秋を堪能しているわたくしなのであります。
きのう柿も食べました(^O^)