以前、イエコオロギの飼育温度について書いたことがありましたが、温度計の設置位置を土の上にした状態で、25度です。
はじめは吸盤で飼育ケースの壁に貼っていましたが、そのときの温度は20度ぐらいでした。
朝の非暖房時には18度ぐらいに下がり、どうしたものかと思っていましたが、よく考えればイエコオロギはいつも土の上にいます。
空中の気温よりも地面直上の温度測定のほうが現実的なような気がして、一度測定してみました。
飼育ケースの3分の2をパネルヒーターの上に乗せた状態で、パネルヒーター上の土の温度は34度でした。
つまり、飼育ケースの3分の2の面積が34度ということです。
そんなわけで、このようにしてみました。
飼育ケースの3分の1だけを、パネルヒーターの上に乗せました。
この状態で、ケースの土の右3分の1あたりの温度が25度です。
イエコオロギの飼育推奨温度が20度〜25度なのを考えれば、ようやくバランスがとれたことになります。
寒がりコオロギは右のほうのポットを住みかとし、暑がりコオロギは左のほうのポットに住むでしょう。
本当は気温を25度に保ちたいのですが、かなりの断熱工事をしないと温度が安定しません。
そこで、比較的温度が安定する床暖房方式をメインと考えることにしました。
あと、水飲み場が小さいような気がしたので、ちょっと増やしました。
1個だったのを2個とし、段差も多少改善しています。
弱い個体が共食いされるのを何度か確認していますので、水分をよりうまく摂れるようにします。
えさはにぼし入りの配合飼料なので問題無いと思いますが、あえてにぼしも与えてみようかと思います。
現在のオオカマキリの食事は、1日1回イエコオロギ1匹です。
終齢のイエコオロギなのでけっこうでかくて量があり、カマキリもぜいたくにも食べ残している状況です。
これに、1日おきにミルワーム1匹を追加しています。
ミルワームのほうは、イエコオロギを与えたあとでも残さずに完食し、明らかに味はいいようです。
ということは、イエコオロギの味はいまいちかもしれません。
カタツムリもそうなのですが、食べ物の嗜好がわかるのも、飼育のおもしろさと言えるでしょう。
.........@ノ”<正直、葉大根よりもキャベツ好きだお