●●● 警 告 ●●●
今日のブログは、グロテスクなイモ虫型幼虫の登場です。
しかも、その幼虫がカマキリに食べられるシーンを、モザイク無しで掲載しています。
昆虫嫌いの方やイモ虫嫌いの方は、見ないほうが懸命です。
命をつなぐためには命を食すという生物学的見地での閲覧を理解できる方のみ、ご覧下さい(`・ω・´)
買ってきました、ミルワーム。
ミルワームとは、ゴミムシダマシの幼虫です。
小鳥・両生類・爬虫類・小動物などに与える活餌型ペットフードとして、ペットショップやホームセンターで普通に売られています。
カマキリにあげる活餌としてのハエなどの昆虫の姿もいよいよ姿を消し、さてどうしたことかと悩んだあげく、そういえばホームセンターのペットコーナーに、なんだか気持ち悪い動くものが売られてたことを思い出しました。
値段は150円ぐらいで安いです。恐らく、2〜30匹の幼虫が入っているものと思われます。
木のくずの中に隠れています。
この木のくずを食べながら、陳列棚で売られて食べられるのを待つかわいそうなゴミムシダマシの幼虫…(ノ_・。)
つい、飼ってみようかなと野心が湧いてきます。
さ、いよいよミルワームの登場です。
気持ち悪い気持ち悪いといいますが、個人的見地ではすっきりした姿でそれほどでもありません。
チョウや蛾の幼虫のほうが、まだ気持ち悪いと思いますw
体の表面はかなり硬く、動く力も想像以上です。
また、前に進む速さと同じぐらいの速さでうしろにも進めます。
観察してるとなかなかおもしろい幼虫でもあります。
カマキリの飼育ケースの中に移動していただきました。
赤玉土の中に潜る前に、カマキリは発見できるでしょうか。
すかさず、下を歩くミルワームを発見するオオカマキリ。
余談ですが、カマキリも時々水を飲みます。
水分補給のためのリンゴなわけです。
肉食昆虫のカマキリにも、果物をあげましょう。
一発で捕獲に成功し、胸部に噛み付きます。左側がミルワームの頭部側になります。
硬い殻もなんのその、オオカマキリの強いアゴはバリバリと破っていきます。
頭部をかじるオオカマキリ。
左のカマで軽くおさえ、右のカマにはしっかりと残りの体がはさまれています。
頭部を噛み砕くオオカマキリ。
かなり硬いと思われますが、噛み砕いて食べようとしています。
味が悪いときは硬い部分は食べずに地面に落とすのですが、味がいいと食べてしまいます。
頭部を完全に食べてしまったカマキリは、残りの半分を食べ始めました。
このあと、10分ほどで完食でした。
生き物は、他の生き物の命をもらって自分の命をつなげます。
これは、人間も同じことです。
お皿の上にあがっているニンジンや豚肉やサンマも、みんな命です。
そう考えると、食べ残すということがとても残酷に思えます。
自分が生きるために奪った他の命のためにも、きちんと目的をはたすことが、他の生き物への倫理です。
話がそれました(*^^*ゞ
ミルワームは非常に栄養価が高いことで有名ですが、栄養バランスから考えると、長く続けると偏食になります。
今回ミルワームを買って与えたのは、実は一時的な措置です。
あした、生きたコオロギが届きますw
これまた小動物用活餌として有名なイエコオロギです。
コロコロ鳴く黒いエンマコオロギとは違う種類で、茶色っぽいコオロギになります。
ハエがいないからと言ってオオカマキリを餓死させるわけにはいかず、通販で買いました。
イエコオロギが届いたあとの様子は、明日のブログに書きたいと思います。