2007年12月26日
オオカマキリ さようなら

今朝までは腹の触角を動かしてたね

でも昼に見たら動かなくなってた

全ての質量を重力にまかせ

今は土に吸い付いている

ぼくの顔を見るとカマを伸ばし

手を差し出すと手から腕へと散歩をし

床に放すとぼくを追いかけ

君は本当にカマキリだったの?

ぼくたちは住む環境も違えば食べ物も違う

体のつくりも違えば生き方も違う

でもぼくは君を求め、君はぼくを求めた

はじめはぼくは君のことが怖かった

鋭いカマや大きな口でケガするかと思ってた

でも君は決してぼくをカマで挟まなかった

大きな口で噛み付いたりもしなかった

君の知能をあまく見てごめん

君はぼくが思うよりもずっと賢い生き物だった

君が親善大使の役割を果たそうとしていたのはわかっていた

だからぼくは君の前では素直になれた

次第に老いていくのはつらかったけど

君はそれさえもぼくに見せようとした

生き物だから老いていくのはわかっている

生き物だから死んでいくのもわかっている

わかっていることまで教えなくてもいいのに


土に吸い付いて動かない君の体

君と初めて出会った場所にあした埋めます

君からあずかった2個の卵のう

春になったら自然にかえします

必ずかえすので安心してください


クリスマスプレゼントが「思い出」なんて

人間以上のメルヘンやってんじゃねーよ

さようなら オオカマキリ

オオカマキリ さようなら
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(12) | オオカマキリとイエコオロギ | 更新情報をチェックする
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