
久々に松のことでも書くことにしましょう。
室内に置いている松ですが、赤玉土にもかかわらずコケが成長中です。

はじめはギンゴケだけだったのですが、なんだかわけのわからないコケが急激に勢力を伸ばしています。
このように穂を伸ばし、胞子撒き散らし作戦実施前のようです。

根元の部分は、こんなかんじのコケです。
殻をかぶったバラの花のような形で、けっこう硬いです。
コケの種類はとんでもなく多いので、名前は不明です。

こちらは、当初から生育していたギンゴケ。
柔らかくて背が低くてかわいいコケです。
以前は8割方の面積を占有していたギンゴケですが、今では謎のコケの追われて1割ぐらいになっています。
気候や環境が変わると、山の木々の割合が変わります。
スギが減ったりマツが増えたり、それぞれの種類が繁殖と滅亡を繰り返します。
鉢の土の上でも、山と同じようなことがコケの間で起こっています。
もともとコケは環境の変化に敏感で、日の当たる量がちょっと変わっただけで種類が入れ替わったりします。
土の水分量にも敏感で、簡単に死滅したり急に新種が湧き出たりします。
あまりほじくり返すのも面倒なので、とりあえずこのままにしときます。ゼニゴケ系は勘弁ですけど。