2008年05月31日
こいつが来たか…キクスイカミキリ

またまた赤と黒の虫キタ━(゚∀゚)━!
…と喜ぶのもつかの間、こいつの生態を考えると今後が不安なわけです。

ヨモギの葉の上にいるキクスイカミキリを撮ったのですが、かなりの確率で産卵していると思います。
キクスイカミキリはヨモギやキクの茎の中に産卵し、その際に茎に大きな噛み傷をつけるのでヨモギがしおれ、茎の中で孵化した幼虫も茎の内部を食べながらどんどん進むので、ヨモギが枯れてしまいます。
数本ぐらいならいいのですが、大量に枯れてしまっては来たるべきヨモギハムシの楽園が消滅してしまいます。
ヨモギハムシのことを考えて、草刈りのときもヨモギだけていねいに残したのですが、思いがけないお客さんがやってきました。
産卵数が少なければ共存できそうですが、多いとやばいです。

キクスイカミキリは、名前のとおり「菊吸い噛み切り」で、ヨモギの葉っぱを食べたり汁を吸ったりします。
生長中のヨモギがしんなりと垂れてきたら、産卵した証拠です。
今後の観察の集中度をパワーアップしなければならない次第。


こいつが来たか…キクスイカミキリ

『あら、アタシ嫌われてる?』

産卵は、ヨモギ1集団につき3本までにしてくださいっ(>_<)
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2008年05月30日
ミノウスバの幼虫の大移動始まる

マユミの木で育っていたミノウスバの幼虫も大きくなり、今年も大移動の季節となりました。
食樹だったマユミの木を降りて、サナギになる場所を探す旅に出ます。
いっしょに生まれた兄弟たちも同時期に旅に出るので、大移動となるわけです。


ミノウスバの幼虫の大移動始まる

ワスレナグサの枝でひと休み。
移動距離は数十mを超えることもあり、このような休憩のシーンも見られます。


ミノウスバの幼虫の大移動始まる

ナデシコの茎でひと休み。
まさに、ウスバナデシコ七変化の旅なわけです。


ミノウスバの幼虫の大移動始まる

同居人だったアリと別れを惜しんで、マユミの木から離れられない個体もいます。
「幼虫が葉っぱを食べる→葉っぱの切り口から樹液が出る→アリが樹液を吸う」
両者の間にはこのような関係があり、アリも幼虫を襲おうとはしません。
アリは時々触角で幼虫に「食べて食べて」と催促をし、やさしくて断りきれない幼虫は居残り組となりますw
しかし、このまま食べ続けるとメタボになると思うので、そろそろ決別かと思われます。

旅に出たミノウスバの幼虫は、いい場所が見つかるとそこでまゆを作り、サナギになります。
暑い夏をサナギの状態で過ごし、秋になるときれいな成虫に羽化します。
去年のミノウスバの幼虫や成虫の産卵などは、こちらで書いてます。

今年の秋も、またミノウスバの成虫に会えればいいなと思います。
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2008年05月29日
曲線美の弱めなアカハネムシ

カミキリムシ風ですが、これは微妙ということで調べてみたら、アカハネムシの可能性が高いです。
しかし細部に相違があり、なんとも断定しがたいのであります。
君は誰なんだ?(文末参照)


曲線美の弱めなアカハネムシ

アカハネムシはもっと強めの曲線美なのですが、これはちょっと弱めです。
胸部に突起もあって、これでいいのかどうなのか。
それはともかく、この深紅と黒の組合せはかなり好きなわけです。
この色の組合せだけで、この昆虫が好きになりそうです。
ちなみに…


曲線美の弱めなアカハネムシ

これはわたくしめの車の内装なのですが、同じ色の組合せになっておりますです(^O^)


曲線美の弱めなアカハネムシ

『てめーの車といっしょにすんなゴルァ!』

すんません(>_<)


※追記
胸部の突起がどうしても気になって入念に調べたところ、「ニホンベニコメツキ」であることがわかりました。(^O^)/

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2008年05月28日
ベニシタンの蜜を吸うミツバチ

ベニシタンの花が咲き、ミツバチが蜜を吸っています。
ベニシタンは漢字では紅紫檀と書き、盆栽などにもよく使われる木です。
花弁をわずかに開いたような花を大量につけ、秋には赤い実をつけます。

この花はとんでもなく蜜がおいしいらしく、ミツバチだけでも10数匹が群がることがあり、チョウやらクマバチやら、かなりの昆虫が集まります。
それを狙うスズメバチもよく来襲し、当ブログでスズメバチの記事を書いたときの木が、この木です。

この日のミツバチは、脚に花粉だんごをつけているのがわかります。
よく見ると、クモの巣に脚を引っかけてますなw
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2008年05月28日
アツモリソウとアブラムシ

家の庭で、アツモリソウが咲いています。
その下に、なにやらアブラムシのような…


アツモリソウとアブラムシ

ここですw
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2008年05月28日
観賞用の品種のイチゴはピンク色

家の庭にある観賞用のイチゴが、花をつけています。
肥料は枯れ葉だけで植え替えもしないのですが、病気にもならずに毎年ピンク色の花を咲かせます。
写真は薄いピンク色ですが、もっと濃いピンク色の花をつけることもあります。
観賞用だけあって、香りはやや強めでいい香りがしますが、実のほうは小さくてかなり酸っぱいです。


観賞用の品種のイチゴはピンク色

実は期待していないのですが、毎年確実に受粉して実をつけます。
ミツバチが常に来ているものと思われます。
香りが強いので蜜も甘いのかどうかは不明です。
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