カメムシは種類ごとの個性が非常に強いので、見つけるたびにわくわくしますが、本日はクロナガカメムシの登場です。
比較的判別しやすいカメムシで、黒くて涙滴型ならクロナガになります。
とがった頭から丸っこい羽根までが、水滴のような形をしています。
胸部には黒い紋章がふたつあります。羽根の後端の部分は、網目模様のようになっています。
クロといっても真っ黒ではなく、こげ茶色です。
脚にも特長があり、途中までは濃いこげ茶色なのですが、先の部分だけは薄いこげ茶色です。
大きさは5mmぐらいで、カメムシの中では小さいほうの種類です。
この時季に成虫として姿を見せたということは、成虫で冬眠していたことになります。
今年は暖冬で雪も少なかったので、過ごしやすかったかもしれません。
■訂正
これはフタモンホシカメムシですな。