2008年09月21日
ケラ出現

いやー、子どものころ以来の出会いです。
あまりにうれしかったので、ちょっと撮影に協力していただきました。


ケラ出現

数ある昆虫の中でも特異な印象があるのが、このケラです。
地上を歩き、地中にもぐり、水を泳ぎ、空を飛ぶ。
そのどれもがすばやく、力強いのであります。


ケラ出現

手の中に入れると指と指の間を開こうとする力の強さは、経験のある人ならよくご存じでしょう。
かじられたかと思うほど、痛ささえ感じる力なのです。
しかし、かじるようなことはしない昆虫です。

すべてに万能で、昆虫とは思えない力を持っているケラには、個人的に特別な思いがあります。
ひとつの生命体として、すぐれた進化をした種類のひとつだと思います。
トンボと言ってもいろんな種類があり、バッタと言っても数知れずですが、ケラと言えば少なくとも国内ではこの生き物だけになります。
名前は短く、愛着のある響き。生態も個性的です。
どう考えても、魅力のかたまりなわけです。

そんな魅力いっぱいのケラですが、その個体数は年々減少していると言われています。
飼ってみようかなと思いましたが、地球の貴重な住人なので、安全な所に逃がしてあげました。
どこかの地中で穏やかに暮らし、たまには顔を見せてくれればいいなと思います。
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2008年09月21日
秋のミツバチ

時々暖かくなるような秋の気候では、昆虫は暖かい日に一気に行動します。
この日も、数少ないシロツメクサの花の蜜を求めて、ミツバチがやってきました。


秋のミツバチ

こちらは別の個体ですが、毛と羽根に花粉が付いていますので、ハァハァ対象でしょうw
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2008年09月20日
ナナホシテントウの幼虫

正面から見ると、どことなくテントウムシの雰囲気があります。


ナナホシテントウの幼虫

腹部の先を葉っぱに固定してぶら下がっているので、サナギになろうとしているところのようです。サナギになることを、蛹化(ようか)といいます。


ナナホシテントウの幼虫

すぐ下には、すでにサナギになった個体もいました。
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2008年09月20日
毎年恒例のヨモギハムシ

今年第1号のヨモギハムシが現れました。
なんとなく例年より遅めで少なめですが、愛らしい表情を今年も楽しみたいと思います。
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2008年09月20日
長い名前のセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ

セイタカアワダチソウにつく、ひげの長いアブラムシです。
赤い色をした体で群生しているので、いればすぐ発見できます。
テントウムシの大好物でもあるで、羽化後のテントウムシのいい食糧になるでしょう。
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2008年09月19日
エノコログサの実を食べるクサキリ

またもやクサキリが姿をみせました。メスです。
時季的に、交尾を終えて産卵場所を探しているのかもしれません。


エノコログサの実を食べるクサキリ

そんなクサキリ、するすると草の茎を上っていきました。


エノコログサの実を食べるクサキリ

なるほど、お食事の時間のようです。
猫じゃらしという名前でも有名なエノコログサの実を食べ始めました。
重い体重で穂をしならせて逆さまになりながら、次々に実を食べています。
どんな実なのか一粒取って中を見てみましたが、まだ若すぎて白い液体の状態でした。
どうやら、この白い液体がめあてなのかもしれません。
産卵前のメスには栄養が必要なわけで、常食の葉っぱでは足りなそうです。
液体状の実は豆乳みたいなものなので、かなりの栄養食です。
クサキリにも、秋には秋の食べ物があるようです。
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