去年の秋、ここで産卵されていたミノウスバの卵が孵化したようです。
マユミの芽吹きに合わせたように孵化したミノウスバの幼虫、食草のサイクルに合わせながら進化してきたのでしょう。
いるいるw
体長はまだ2mmぐらい。孵化したばかりのようです。
ちなみに、右上の2匹は見張り役のようです。
木全体を見たら合計3か所でこのような幼虫の集団が見られ、ほぼ同じ時季に孵化した集団だと思われます。
例年より多めの予感。今年のマユミの木は幼虫だらけになりそうです。
毛虫系の集団というのは正直あまり得意ではないのですが、ミノウスバだけは例外になっています。
もう少し大きくなると黄色地に黒斑点の模様になり、動きに表情も出てきます。
さらに大きくなると、アリとの交流も観察されます。
そして、サナギになるころには一斉に大移動。見えないところでマユを作り、鮮やかなオレンジ色の毛を持った成虫になります。
ひたむきに一生懸命な姿は健気でもあり、いつの日からか好きになりました。
今年もまた遠くから見守っていきたいと思います。