2009年04月16日
花粉まみれのナミハナアブ

少しひんやりするぐらいの気温でも元気に吸蜜するのが、ナミハナアブです。


花粉まみれのナミハナアブ

腹部のもようと羽根の褐色部分で見分けます。


花粉まみれのナミハナアブ

花粉が気になるのか、しょっちゅうナンマイダをしています。
カメラを怖がらない昆虫なので、かなり近寄って撮影できます。


花粉まみれのナミハナアブ

口をストローのように長く伸ばし、花の奥をさぐっています。
タンポポもたくさん咲いているので、おなかいっぱい蜜を吸えるでしょう。
そして、同時に受粉も完結するわけです。
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2009年04月16日
ハナズオウの発芽

水に浸しておいたハナズオウの種が発根したので、土に撒きました。
数日で発芽に至りました。

前回、水に浸した結果ですが、傷集団・熱湯集団ともに発根しました。

傷集団のほうは、水を吸って急速に膨張を始めます。
種の色はゆっくりと薄い茶色に変化し、その後カビが発生します。
気になったのでカビを洗い流して水浸しを続行したら、発根しました。

熱湯集団のほうは、種の色は急速に薄い茶色になっていきましたが、膨張は穏やかです。
発根もかなり時間がかかりました。

一般に樹木の種子の表皮は、木質っぽくなっているものが多いです。
水に浸って柔らかくなると発根しますが、この柔らかくなるという意味が腐敗して柔らかくなる意味も含んでおり、よって発根までに時間がかかるのだと思います。
ここで言う腐敗とは、細菌・バクテリアやカビが分解酵素で種子の表面を分解していくことを言います。
樹木でなくても、種子の表皮が硬いものは似たような意味を持っています。
自然界では冬から春までの数か月を経て種子が柔らかくなるので、問題無いわけです。
発芽抑制物質うんぬんもありますが、長くなるので割愛する次第。

そんなわけで、ハナズオウをのんびりと育てていきたいわけです。
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