花にやってきたハナアブを捕らえたハナグモ。
首の根っこに噛みつき、毒液を注入しています。
急所をはずさない見事なハンターなのですが、腹部の模様が江戸時代の盗っ人に見えて笑えます。
御用、御用御用！

羽根が黒くて毛が生えてるハエなので、ハグロケバエです。
メスは頭が小さいですが、オスの頭は大きく、その大部分を複眼が覆います。




半透明の黒い羽根を持ちます。
飛び方はよく見るハエのようにすばやくなく、ガガンボ並にゆっくりです。




きれいな流線形のライン。
やさしそうなハエさんなのであります。

一枚のヨモギの葉っぱが丸められて、一部が茶色くなっています。
内側から何者かが葉を食べているようです。




開いてみました。
見慣れない緑の毛虫。何の幼虫かは不明です。
ヨモギの葉の裏についている白い毛だけを残し、緑の部分をきれいに食べています。
ちなみに、この白い毛はお灸に使われる毛です。



チョウか蛾の幼虫だとは思いますが、調べてみてもわかりませんでした。
このヨモギは草刈りをするときにわざと残しているのですが、いろいろな虫が集まります。