
前回の6月5日にサナギになっているのを確認した個体です。
なんだか、皮の質感に生命感を感じません。よく見ると、凹凸感も不自然です。
もしかしたら、これは脱いだ皮かもしれません。
ということは、この穴の中に羽化した成虫がいるということです。
カブトムシもそうですが、羽化後はしばらく土の中にいるので、地上に自分で出てくるのを待ちたいと思います。

ずっと経緯を見てきたこの幼虫も、ぶよぶよしてきました。
サナギになる準備を始めているようです。

問題はこの個体です。
サナギにはなっていますが、幼虫時代の皮の中にいるままサナギになっているような気がします。
通常は幼虫の皮をやぶってサナギになるのですが、やぶれなかったのでしょうか。
茶色くてぶよぶよしたものが幼虫時代の皮、その中にうっすら見える白いものがサナギです。
向こう側の皮はさけていて、実は外に出ていたというオチであればいいのですが。
この容器の中には追加で保護した幼虫もいるので、全部で6〜7匹います。
小さいのにサナギになっていたり、大きいのにまだ幼虫の個体もいるので、何種類かの昆虫が出てくる可能性があります。