2009年06月06日
生長するナミテントウの幼虫

ナナホシテントウだと思って飼育を始めましたが、ナミテントウであることが判明しました。
ナナホシテントウの幼虫はオレンジ色の部分が分散して離れていますが、この幼虫は一か所にくっついています。
そんなわけで、当カテゴリー名や過去記事の文中表記を訂正しました。


生長するナミテントウの幼虫

アブラムシのほとんどを食いつくしてうろうろ探していたので、本日新しいアブラムシ付きのヨモギの枝を入れました。
さっそく緑色のアブラムシをくわえています。


生長するナミテントウの幼虫

こちらは、襲いかかる直前のようです。


生長するナミテントウの幼虫

体液を吸いとられてしぼんでしまい、殻だけになったアブラムシ。
ヨモギの葉っぱの裏は綿状になっているので、それに引っかかっている状態です。


生長するナミテントウの幼虫

幼虫が脱皮した抜け殻がありました。
現在の体長は6〜7mmぐらいなので、たぶん3齢幼虫だと思われます。総数は、6匹です。
あと1回脱皮して4齢になり、その後サナギになります。
順調にいけば、あと10日ほどでサナギの姿を見ることができるでしょう。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(4) | ナミテントウ | 更新情報をチェックする
2009年06月06日
とにかくでかいマダラガガンボ

うそかと思うぐらいでかいガガンボ発見。
脚の部分をいれない体長が4cmもありました。


とにかくでかいマダラガガンボ

国内最大のガガンボ、マダラガガンボです。


とにかくでかいマダラガガンボ

細くて大型の蛾が止まっているのかと思いました。


とにかくでかいマダラガガンボ

羽根を動かす筋肉を背中に背負ったような体の構造です。


とにかくでかいマダラガガンボ

腹部の先が尖っていて刺すようなイメージですが、刺しません。
蚊のような体型ですが血は吸わず、吸うのは花の蜜です。
ガガンボは、非常におとなしい昆虫なのであります。
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2009年06月06日
マイマイガの4齢幼虫の脚

チョウや蛾の幼虫には脚がたくさんついてますが、ちょっと詳しく見てみましょう。
Aは、胸脚です。3対で6本あります。これが昆虫本来の脚になります。
Bは、腹脚です。4対で8本あります。歩くときにはこの脚をよく動かします。
Cは、尾脚です。1対で2本あります。腹脚と同じように動きます。


マイマイガの4齢幼虫の脚

8本ある腹脚の先にはカギ爪がブラシ状についており、これを引っかけながら歩きます。
また、吸盤状にもなっているので、飼育ケースの内側はもちろん、つるつるしたガラスびんの内側も上手に歩きます。

割り箸や手で幼虫をつまんで葉っぱから離そうとすると、強い引っかかりを感じることがありますが、このカギ爪が引っかかっていたということになります。
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2009年06月06日
羽化に失敗したヒトスジシマカ

何回か撮影していたボウフラですが、ヒトスジシマカという蚊であることがわかりました。
黒と白のしましま模様で、ヤブカとも呼ばれます。
これに刺されると、普通の蚊よりも痒みが続きます。

そんなヒトスジシマカですが、羽化に失敗した個体がいました。
蚊の羽化は、サナギが水面に浮き、背中が割れて成虫が水面上に出てきます。
出てきた成虫はしばらくはアメンボのように脚で水面に浮き、羽根を伸ばします。
この個体は、脚が水の中に入ってしまい、飛び立てなくなって力尽きたのだと思われます。
生死の危険が常につきまとう変態なわけです。
 
■追記
これはヒトスジシマカではなく、ヤマトヤブカの可能性が高いです(^-^;)
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