今年大人になったカエルの第1号が姿を現しました。
1.5cmぐらいの体長なので、大人といってもまだまだ子どもです。

この日はニンジンの葉をジャングルジムのようにして遊んでいましたが、顔つきがやんちゃそうなのでたくましく生きていくでしょう。

前回書いた様々な栄養障害の対策をとるため、熔成燐肥を使うことにしました。




左側が熔成燐肥、右側が有機石灰。
念のため、有機石灰も施すことにしました。




実施後。
熔成燐肥はプランターの端と中央部だけに撒き、有機石灰は表面に均等に撒いています。
土の表面が真っ白くなりましたが、水を撒いたら石灰はみんな土の中に入って行きました。

うまくいけばまず土の酸性化が緩和され、リンとケイ素の吸収が促進されるはずです。
次に水やりの量をやや減らすことにより、窒素過剰を緩和します。
これらが相互に作用すれば、カルシウムの吸収が促進され、栄養障害の状況が改善されていくはずです。
ただし、これはあくまでも実験室の中の理論。
自然界では環境が極端に急変する大雨や猛暑などがあります。
また別の栄養障害や病気が発生する可能性もまだまだあり、引き続き観察が必要です。
いやはや、すっかり生物学と化学の実験室とぁぃなりました。