
毎年庭のどこかで見かけるエゾアオカメムシ、その幼虫がいました。

けっこうかわいい顔をしています。

横から見るとかっこいいわけです。
振り返ると、去年の今ごろも撮っていました。→ここ
で、よくよく見ると、去年も同じ場所の同じ植物上で撮っているようです。
ちょっと気になるので、現場で再撮影してきます。

わかりました。オトギリソウでした。
まん中あたりに、4匹の幼虫が写っています。
緑や茶色のふくらんでいる部分は、黄色い花が咲き終わって種ができる部分になります。
さて、2年連続で幼虫集団がいたということは、この植物上で孵化したのかもしれません。つまり、ここが産卵場所です。
別の考えとしては、この緑のふくらみから汁を吸うために、わざわざここに集まったという説です。
いずれにしろ、生態がわかれば毎年定点観測が可能となり、被写体を探す手間も省けることになるので、ラッキーだった次第。
来年の今ごろ、ここでまた幼虫に会えるかもしれません。