1匹のサワガニが、砂利の中に体を4分の1ほど埋めて★になっていました。
その亡骸を引き上げたのですが、重さが異常に軽いです。
なんと、これが脱皮の後の抜け殻のようです。
改めて見ると、ハサミも脚も中身が空っぽでした。
右下は、脱皮をするかなり前の同じ個体。
甲羅もすっぽりと取れ、中身は空っぽです。
外骨格とえらだけを残し、やはり空っぽです。
…ということは脱皮後の個体がいるということになるので探してみましたが、残念ながら★でした。
真っ白い体のまま、甲羅を引き裂かれて★になっていました。
脱皮直後は仲間に襲われやすいらしいので、たぶんもう1匹の個体に襲われたのだと思います。
脱皮の気配に気づいていたら隔離もできたのですが、なんせ陰に隠れてばかりの生態なので、気づかなかった次第。
こいつが犯人ですが、習性なので責められません。
で、撮影してから気づいたのですが、この個体は左側の足が1本無かった個体でした。
ということは、この個体もいつの間にか脱皮して脚が生えそろったということになります。
脱皮殻は、たぶん砂利の中に埋まっているか食べたのかもしれません。
そんなわけで最後の1匹になりましたが、非常に元気なようなので長生きしてくれるかもしれません。
飼育し始めてから4か月になろうとしています。