
ホトトギスの葉が何者かに食べられており、犯人を探したらルリタテハの幼虫でした。
通常ならお引っ越しを勧告するところですが、周囲に食草も無く、ホトトギスの葉も大量に茂っているので、このまま被写体になっていただくことになりました。
写真は、8月20日撮影です。

8月30日撮影。
トゲも立派になり、色も鮮やかになってきました。

トゲは非常に硬くて鋭く、安易にさわると刺さりそうです。
毒はたぶん無いと思います。

頭の部分。人間もさわることのできないほどの強靭なトゲ。
曲がったりしなったりせず、それでいて縫い針の先よりも鋭いトゲです。
しかも多方向に生えており、もはやお手上げです。

9月2日撮影。
一気にオレンジ色になり、大きさも3cmほどになりました。
非常にグロですが、成虫のルリタテハの美しさは異常です。

頭の部分。トゲをよく見ると、先の部分だけ急激に細くなっています。
しならずに確実に刺さるトゲです。これには感心。

本日撮影。
もくもくと葉を食べています。すごい食欲なので、やや気になる次第。
おそらく終齢だと思いますので、ここぞとばかり栄養をつけているようです。
もう少しでサナギになるかもしれませんが、引き続き遠くから見守ります。