冷蔵庫の中のモモの種がだめになっていたということで見てみた小梅の種、盛り上がったふたを取ってみたら、なんと発芽している種がありました。
発芽が1個、大きく膨らんでいるのが2個、カビているのが1個、不明が3個です。
芽です。いつからふたの下で窮屈にしていたのでしょう。ふたを取って10分後には、早くも茎の角度を変え始めました。
植え替えが必要な状況なので、掘り出しました。
4個の種が発根、そのうちの1個が発芽です。乾燥は厳禁なので、霧吹きをしてから早急に植え替えました。
とりあえず4個を土の中へ。他の3個の種には変化がありませんが、もう少し様子を見ます。1個はカビてたのでだめっぽいですが。
それにしても、まさか冷蔵庫の中で発芽しているとは思いませんでした。温度で発芽するというよりも、寒い時期を決まった期間経験した後に発芽するんでしょうか。もしそうであれば、なかなか興味深い生態です。
普通の花は「春に発芽」、ウメは「冬の後に発芽」ということです。
しかも、冬というものがスタート時からの一定の期間だと認識されており、多少見切り発車的な要素を感じます。
植物は受粉のためにミツバチなどの外的要因の生態に合わせた生態を持っているはずですが、ウメは自家受粉の確率が高いです。これは、花を咲かせる時季にミツバチの存在がさほど重要ではないということになり、自己中心的に生きていけばいいことになります。
まあ3月には開花するのがウメですので、まだミツバチが舞う時季でもありません。
あくまでも勝手な推論ですが、謎にぶちあたるとわくわくしますな。これも学研の科学の影響でもあるのですが。