
水の中で泳いでいたボウフラも羽化のときを迎えました。どうやらヒトスジシマカのようです。積極的に人を刺し、刺されると普通の蚊より痒いです(^_^;)
ボウフラは羽化が近くなると黒い丸のように見えます。そして水面に浮かび、そのまま中から羽根の生えた成虫が出てきます。
出てきた成虫はアメンボのように水面に浮かび、濡れていた羽根を乾かした後に飛んでいきます。
脚が水没すると体が水につき、乾燥どころか再び起き上がれなくなります。このような羽化に失敗する個体を時々見ます。

水中のボウフラは、長いものと丸いものがいます。そろそろみんな羽化のようです。

丸いものはここまで丸いので、見てすぐわかります。左端にいるのが通常のボウフラ。
ちなみに全身が丸くなったのではなく、しっぽをぐにゃりと曲げている姿勢になるので、丸く見えるだけです。しばらく見ていると、突然しっぽを動かして水面に上がって呼吸をする様子も観察できます。
しかし、ヒトスジシマカでしたか。蒸発して減った水を、時々足していた恩を憶えていてくれればいいのですが…。
チガホシイ ~~ヾ ・・・・・( /^^)/ 勘弁な次第
■追記
これはヒトスジシマカではなく、ヤマトヤブカであると思われます(^-^;)