さて、当飼育ブログでは実際に飼っている生き物や周辺の自然のようすを取り上げることが主ですが、今回は飼いたいけどいまだ躊躇している生き物をあげてみます。

気体の中でなく液体の中で生きる生き物の世界は、非常に神秘的なものです。それはまさしく小世界ならぬ小宇宙であり、完成されたひとつの空間になります。
熱帯魚もいいですが、できるだけ緊張感の無い環境で会話したいので、メダカや金魚を飼いたいなとずっと思っています。
実現度はそれほど低い部類ではないので、いつか飼うかもしれません。

カタツムリを飼っているせいか、ゆっくり動く生き物にひかれます。
また、馴れるという意味でも、カメは非常に魅力があります。唯一のネックは日光浴。毎日一定の時間の日光浴が必要であり、仕事との両立を考えれば残念ながら実現度は低くなります。20年でも30年でもいっしょにいたいんですけど。

かなり前に世代を重ねるくらい飼っていましたが、最近また気になってホームセンターに行くといつのまにか飼育マットを凝視している次第。
カブは馴れます。幼虫時代から何度もマット換えでボディタッチしているせいもあるのか、成虫になってからの親密度はかなり感じます。
ネックはハマリ度。とにかくハマる世界で、どこかで制御しないと飼育小屋を建ててしまいそうになります。幼虫時代からの置き場所もけっこう必要になるので、まだびびって手を出せません。

前にスズムシを飼いましたが、基本的にはほぼ同じ飼育方法です。
好みの問題ですが、自分はスズムシよりもエンマコオロギの鳴き声のほうが好きで、世代を重ねた飼育がいつかできればなと思います。手のかからないタフな昆虫でもあるので、飼いやすい部類。ただ、ゴキ嫌いな人には向きませんが。

小鳥はみんな頭が良くてかわいいのですが、自分的には文鳥や錦華鳥のような種類に注目してしまいます。インコ系の陽気さや親密度もかなり魅力的ですので、こっちも迷う次第。
実現度は意外と低いかもしれません。やはり触れ合う時間を多くとらないとかわいそうなので、さびしがる傾向が強い小鳥系を飼うには、自分は忙しすぎるかもしれません。

犬のように馴れる大変かわいい生き物です。飼うとすればチャボです。
エサ代は多少かかりますが、卵や肥料といったボーナス付き。問題はやはり場所です。せまい部屋に押し込みたくないので、それなりの空間が必要。
子供のころに家で飼っていましたが、馴れるだけでなくしつけもすごく通じます。しかも従順なので、まさに犬なのであります。

アマガエルの魅力に染まっている状態ですが、1分でも長く見ていたいわけです。しかし、彼らの生きざまはじつに野性的。広々とした野原で自由奔放に生きる姿こそ、アマガエルなのであります。
野性のアマガエルとの間で、ゼロから築き上げる親密度の魅力の域を超えないよう、今は尊重しつつ見守る次第。