細長い帯が横に2本並んでいますが、上が動画全編分の音声波形、下がひと鳴き分の音声波形です。
鳴き始めたころは「余韻」の部分がありませんでしたが、最近は全体のトーンも上がり、徐々に余韻ができてきています。
また、余韻部の回数も1回〜4回と不安定ですが、さらに成熟すれば余韻部が連続となって弱くなります。
エンマコオロギの鳴き方は大きく分けると、なわばりを主張する「ひとり鳴き」、他のオスと遭遇した時の「おどし鳴き」、メスと遭遇した時の「くどき鳴き」の3種類あり、鳴き声を聞いていると今どんな状態かがわかります。
現在鳴いているオスは3匹。そのうちの1匹はまだ羽化直後なので、発泡スチロールをこすったような不器用な鳴き声です。涼しいとよく鳴くので、エアコンで部屋が冷えてくると盛んに鳴きだす次第。