2010年10月31日
特徴のある複眼のホシメハナアブ

ヘブンリーブルーの落ち葉のところを、小さなアブがゆっくりと歩いていました。複眼の模様に最大の特徴があり、これはホシメハナアブです。


特徴のある複眼のホシメハナアブ

黄色に紫の点がある複眼、つやつやの胸部などが特徴です。また、複眼がくっついているのでオスになります。体長は1cmほど。小さなアブです。


特徴のある複眼のホシメハナアブ

名前の通り、星目花虻なのであります。

ゆっくり歩いていたので冬眠場所でも探しているのかなと思っていましたが、数日後に枯葉を丁寧によけてみると、枯葉の中でカラカラになって死んでいました。老いた個体だったようです。
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2010年10月31日
今年もオオアオイトトンボ

ほぼ毎年姿を見せるメタリックできれいなオオアオイトンボ。シルエットの動きに敏感なので、垂直を保ったままゆっくり近づくとかなり寄れます。
この季節には日光浴をよくするので、比較的目立つ場所で休んでいます。
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2010年10月31日
もしやあのときのキチョウか?

ホトトギスが咲くそばの葉っぱに、キチョウが休んでいました。もしかして、前に放したキチョウが戻ってきたのでしょうか。


もしやあのときのキチョウか?

これが今回のキチョウ。


もしやあのときのキチョウか?

これが前に放したキチョウ。残念ながら別の個体でした。
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2010年10月30日
コオロギにプレート型ヒーターを投入

氷点下近くまで冷え込む夜が続いているので、エンマコオロギの飼育ケースの下にプレート型ヒーターをセットしました。これは、春先の育苗器やヨーロッパイエコオロギの飼育のときにも使っていたものです。
こういうヒーター系をセットするときは、対象面積の半分程度にしておくのが理想です。暖かいのか寒いのか暑いのかわからないので、居心地の良いちょうどいい場所で過ごしてもらうためです。
いちおう温度計もセットしていますが、砂上5cmぐらいの高さで24〜5℃でした。砂の上では遠赤外線も強いので、30℃は超えるでしょう。ちょっと暑すぎるかなと思って観察してみましたが、みんなヒーターの上の砂の上でくつろいでいたので、ちょうどいいようです。


コオロギにプレート型ヒーターを投入

このあたりがヒーターが届いていない地域なので、食べ物関係をここに移しています。
老化でふ節が取れた個体も増えてきたので、低い場所にリンゴと昆虫ゼリーを置いています。
アゴが弱った個体でも、舐めたり吸ったりするだけで栄養分を摂れるうように考えました。


コオロギにプレート型ヒーターを投入

ふ節が取れても、元気な固体は今まで通りにえさ皿の中に入ってきます。今回からさらなる栄養補給として、乾燥赤虫も追加しています。皿の中に見えるピンク色のものが乾燥赤虫です。
かなりおいしいらしく、わざわざ乾燥赤虫だけを選んで食べていました。ちょうど桜えびを小さくしたような質感で、香りも普通に香ばしくておいしそうなかんじです。


コオロギにプレート型ヒーターを投入

買ってきたのはこれです。中身の写真を撮ったのが右下になります。
グロに見えますが、完全に乾燥しているのでまさに小さな桜えびなのであります。香りはカツオ節に近く、空腹時には普通に食べたくなります。

ちなみに、これはムネアカオオアリのために買ったわけですが、反応はいまいちでした。
えさ置き場に入れても全く無視。そんなわけはないはずだと思って赤虫1匹を巣の真ん中に落としてやったら、ようやく食べました。
しかし、その後もえさ置き場のほうは無視が続き、わざわざ運んでまで食べる対象ではないようです。手軽な動物質の蛋白源だと思っていましたが、このウケの悪さには軽く鬱なのでありました。
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2010年10月30日
カタツムリが交尾!

なんと!この季節に交尾です。他の個体も発情しており、みんなどうしちゃったのでしょうか。
冬眠前だというのに、もしかしたら11月の下旬ごろに産卵があるかもしれません。


カタツムリが交尾!
交尾の拡大写真。グロ耐性のある勇者のみクリック。
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2010年10月30日
16匹のカタツムリの赤ちゃん

今回孵化した数は、全部で16匹になりました。他の卵は明らかに孵化しない状況なので、これ以上増えません。
例年は梅雨前に産卵&孵化があるのですが、今年は無くてやばい雰囲気でした。それから数回産卵がありましたが、どれも全く孵化しないのでカタツムリ飼育も今期で終了かと思いました。
そんなわけなので、今回の孵化は飼育を未来へとつなぐ大切な16匹なのであります。


16匹のカタツムリの赤ちゃん

冬眠という高い壁を間もなく迎えますが、冬眠させない強硬策も含めて現在その方法を検討中です。
できるだけ自然の形を取り入れて冬眠に持っていきたいのですが、今回のこの大きさでは下手をすれば全滅の可能性もあります。というのも、小さい赤ちゃんのうちは殻に膜を張るのが上手ではないので、あっというまに体が乾燥して死んでしまうケースが多いわけです。正常に膜を張ったとしても、この小さな体では通気穴からの乾燥というレベルでも安心できません。
やはり、冬眠を避ける具体的な方法を考える必要があるかもしれません。
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