すっかり秋の主役となったクマバチが、例年通りコスモスの蜜を吸っています。
長い口を1個1個の花に挿してそれを全部の花に実施するので、見てると必ず1周します。
こちらは、タンポポの蜜を吸うハナアブ。クマバチと同様、かなり近づいても吸蜜に集中して逃げません。
ヒラタアブもタンポポの蜜を吸っていました。
蜜を吸ったあとに、ヘブンリーブルーの花の上で日向ぼっこするハナアブ。
夜は0℃近くまで下がるようになると、日中の暖かな時間帯も短くなります。その短い間を狙って、昆虫たちは一斉に活動を始めるわけです。
この季節の代表的な野花は、やはりコスモスやタンポポ。花粉を豊富に出す花でもあるので、蜜だけでなく花粉を欲しがる昆虫にとってもありがたい花です。
また、昆虫を撮影する立場から考えると、彼らが冬の前の最後の代表的な被写体となります。これから霜が降り、そして彼らの姿も消えていきます。