2010年10月04日
親から幼虫駆除の情報が入りました。それによると…
・きのう、アサガオのところにいた。
・指ほどもあるでかい幼虫だった。
・2匹つかまえて駆除した。
・新芽や出たばかりの葉っぱに大損害。
・切り落とすように食べる恐ろしい食欲。
・ああ気持ち悪い…。

2匹いたということは3匹目もいる気配だったので、さっそく探してみました。
ヨトウムシやマイマイガとは言ってなかったので、これは楽しみです。


エビガラスズメの幼虫を保護

おおおおおお!いたいたいたイタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! ! !
でかい(^Д^) 6〜7cmはあります。とげがあるので、スズメガの幼虫っぽいです。
このままだとまた騒がれそうなので、とりあえず確保。


エビガラスズメの幼虫を保護

頭もデカっ!いやはや、すごい迫力です。


エビガラスズメの幼虫を保護

調べてみたら、エビガラスズメというスズメガの幼虫でした。
食草はヒルガオ科ということなので、アサガオの葉っぱを食べていたわけです。


エビガラスズメの幼虫を保護

葉っぱを2枚入れて30分後、すでに葉っぱは完食のあとでした。
ものすごい食欲のようなので、さらに葉っぱを追加。とりあえず保護状態に置きました。

スズメガの幼虫は秋にたらふく食べて大きくなり、冬が来る前に地上や地中でサナギになります。冬に枯れた草の陰で見かける大きなサナギは、この類のサナギです。
そしてサナギの状態で越冬し、春に三角形の羽根を持ったでかい蛾が羽化します。
このまま春まで保護してもいいのですが、ちょっと難易度が高いです。
まず土や枯葉を十分に用意する必要があること、次に大型成虫なので保護する飼育ケースも大型にすること。なかなか大変そうです。
そんなわけで、ヘブンリーブルーの鉢にでも放すことに決めた次第。鉢の土が不服なら、鉢の外に出てサナギになるでしょう。
すぐ羽化するのならこのまま保護して成虫を見たい気持ちもありますが、越冬サナギは待ちくたびれるので、今回は勘弁な次第。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(19) | TrackBack(0) | スズメガ | 更新情報をチェックする
ページトップへ戻る