2010年11月30日
パツラマイマイとウスカワマイマイ

相変わらず三者三様の性格を持つ3匹ですが、今日も元気です。
・ウスカワ(大):あまり休まず、いつも体を出して何かやっている活動家。食欲も旺盛。
・ウスカワ(小):ほとんど休んでいるが、スイッチが入ると速足で歩きまわる。
・パツラ:前よりは動くようになったが、まだまだ休むのが好きな様子。


パツラマイマイとウスカワマイマイ

このウスカワは美人さんです。生まれた時から小松菜ばかり食べてきたのでしょうか。


パツラマイマイとウスカワマイマイ

気まぐれパツラと、おっとりウスカワ。小さいので肉眼で見るより写真に撮って観察しているというのが現状です。
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2010年11月29日
なんだか最近カタツムリのクリームなるものが売れているらしく、ひょんなところでひょんなものが評判になったもんだと思います。
成分にカタツムリの粘液が入っているらしく、それが肌にいいということです。
その粘液はカタツムリを水で洗って採取するということで、殺しているわけではないようです。

自分を含め、カタツムリ飼育中の人は飼育ケースの掃除の際に、ケース内側についたあのヌルヌルを洗い流すことに苦労しているのですが、あれが美容に良いものだったそうです。なんだか不思議ですw
正直やっかいものでもあるあのヌルヌル、それをわざわざ採取しているとは驚きました。

ただちょっと気になるところがあり、カタツムリの体を水で洗い流して採取…ということですが、どうやっているんでしょうか。水の中に一気に入れてすすいでいるのでしょうか。それともシャワーを吹き付けているのでしょうか。
どちらにしても、カタツムリは直後に空気孔を閉じて体を引っ込めるはずで、あまり効率はよさそうに思えません。その効率を少しでも上げるために、遠心分離機などに短時間かけるのでしょうか。
まあ、カタツムリに死んでもらっては困るので殺さない程度にやるでしょうが、飼っている立場から言わせてもらえば、お手柔らかにやっていただくことを希望する次第。

薬でも美容でもエスカレートすると濃度を求めがちになりますが、クリームの中の1成分では満足できなくなった場合、次は何になるのでしょうか。
それは、カタツムリエステです。すでに人間は肌にいいと言いながら、多種多様なものを肌に塗ったくって喜んでいます。カタツムリの粘液ぐらいすぐやるでしょう。
問題は、その方法です。抽出という工程を踏めばいいのですが、もしそうでない場合はかなりやばいことになります。
ベッドの上に横になった美女の素肌を、100体を超えるカタツムリがうようよぬるぬると這うことになるかもしれません。エロだ萌えだ言ってるのではなく、そのような使い方をすればカタツムリが弱ってしまいます。でも弱ったカタツムリで商売するわけにもいかず、その都度新しいカタツムリが必要になります。この時点で、カタツムリがまるでお茶の出し殻のように捨てられるのであります。

生き物は自分の命を維持するために他の生き物の命をいただくという食物連鎖の中にいますが、素肌を維持するために命を奪うのであれば、そこには一定の倫理観や節度が必要かと思います。哺乳類には必要で軟体生物には不必要ということではいけません。
やるなというのは無理でしょう。現に原油からいろいろなものを作っている傍らで生き物の毛皮もはぎ取っています。生き物が集めた栄養分の倉庫である肝臓を食べていますし、わが子のために作った栄養の卵黄も食べています。
倫理はゼロでも100%でもだめなので、極論は避けながらもどこかで線引きはしなければならないと思ったりします。

それにしても、カタツムリクリームなどの値段が安すぎます。あれではちょっと買ってみようかと思うでしょう。
ただ、採取方法を考えるとけっこうな手間なような気がします。それに見合った値段がついていないということは、値段に見合った採取方法あるいは含有量であると考えざるを得ません。
自分はカタツムリの飼育ケースの掃除のたびに、粘液を大量に含む水の中でスポンジを動かしていますが、その水よりも含有量が少ないことは間違いないでしょう。
で、自分の手ははたしてつるつるかと言うと、極めて普通です。アオモリマイマイの粘液は効かないんでしょうかw

新しい山を世に出し、それを連続させて会社を維持するのが商売の基本の一つなので、カタツムリのブームもあっという間に終わるでしょう。消費者も、使ったということに満足感を求め、そこでこの売買はすでに成立しているのです。
ブームが終わって飼育小屋に大量に残るカタツムリ、せめてペット屋さんにでも卸してほしいものです。
つか、どの種類のカタツムリを使って採取しているのか、非常に気になるのですがw

..........@ノ”<ぁぃさんも買ってみれば?        ヾ(^-^;)コラコラ
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2010年11月28日
コスモスの種実る

連日の氷点下で、コスモスも終わろうとしています。
今年も前年に採取した普通ののコスモスの種を蒔いたのですが、なぜか例年になく花の数が多くて全数が大型の花でした。しかも不思議なことに、種の結実率が極端に少なく、その分できた種は大きいものになっています。

この種を採取して来年に蒔いたとき、どのような花が咲くのか観察が楽しみなわけです。
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2010年11月26日
2匹になったエンマコオロギ

今年のエンマコオロギの飼育も終わろうとしています。
現在生きているのは2匹、飼育ケース内の配置もバリアフリーの考えを取り入れながら配置替えを行いました。
産卵床や水飲み場への動線において、段差や傾斜を全域にわたって最小限にしました。
このころの個体は"ふ節"が無いので、爪が引っ掛からない状態です。後ろ足のトゲをひっかけながら前足と中足でささえる状態で斜面を登ります。
もう産卵は無いようなので産卵床は必要ないのですが、メスとしての生きがいであったアイテムなので、癒し効果をねらって置いています。
右半分は、下にヒーターが入るのであけています。


2匹になったエンマコオロギ

生存中の2匹はどちらもメスです。左の個体は産卵管がまだしっかりしていますが、腹部は小さくなっているので産卵完了です。
右の個体はまだ腹部が膨らんでいますが、産卵管に大きな損傷があって現在は産卵できない状態にあります。
砂以外に見える顆粒状のものは全部ふん。霧吹きの無い環境でカラカラに乾燥しているので、匂いは全くありません。

この2匹ももうすぐ寿命を迎えると思いますが、過ごしやすい環境を可能な限り提供し、ストレスが最小限になるような中で余生を生きてほしいと思います。
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2010年11月24日
出初式訓練中のクロヤマアリ

『正月まであと1か月そこそこじゃねーか、てやんでぃ!』


出初式訓練中のクロヤマアリ

『アリよっと、おっとっと!まだまだ体はなまっちゃいねーぜ、ちきしょーめっ!』

注)働きアリは全部メスです(^^ゞ
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2010年11月23日
カタツムリの赤ちゃんは元気です

なんとなく少し大きくなった赤ちゃん。今日もカットルボーンを食べてカルシウム補給中なのであります。


カタツムリの赤ちゃんは元気です

分厚いキャベツも普通にかじって食べています。こうなると安心です。

生き物を飼っていると途中で死んでしまうことがありますが、カタツムリの場合はめったに死なないなと感じます。
これは、カタツムリ自体が環境への適応力があって意外とタフなのもありますが、飼育方法としては単純な部類に入るのもあると思います。
少なくても、一度孵化した個体はよっぽどのことが無い限り成貝までは育ちます。

それでは、そのよっぽどのこととはどんなことでしょうか。ちょっと予想で書いてみます。

環境編
 危険度A
 ・高い気温下と乾燥下に長時間置かれた場合
 ・飼育環境管理を怠って、食べ物やフンの腐敗から細菌が大発生した場合
 ・孵化直後の個体が乾燥下に長時間置かれた場合
 危険度B
 ・高い気温下に長時間置かれた場合
 ・低い気温下と乾燥下に長時間置かれた場合(冬眠中を除く)
 ・孵化後数か月以内に冬眠に入った場合

生態編
 危険度A
 ・交尾と産卵を経験した個体の冬眠期間中
 危険度B
 ・交尾と産卵を経験した個体が低い気温を経験する晩秋ごろ
 危険度C
 ・交尾と産卵を経験した個体の数か月後
 危険度D
 ・交尾を複数回経験した個体の1か月後以降
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