2010年11月29日
なんだか最近カタツムリのクリームなるものが売れているらしく、ひょんなところでひょんなものが評判になったもんだと思います。
成分にカタツムリの粘液が入っているらしく、それが肌にいいということです。
その粘液はカタツムリを水で洗って採取するということで、殺しているわけではないようです。

自分を含め、カタツムリ飼育中の人は飼育ケースの掃除の際に、ケース内側についたあのヌルヌルを洗い流すことに苦労しているのですが、あれが美容に良いものだったそうです。なんだか不思議ですw
正直やっかいものでもあるあのヌルヌル、それをわざわざ採取しているとは驚きました。

ただちょっと気になるところがあり、カタツムリの体を水で洗い流して採取…ということですが、どうやっているんでしょうか。水の中に一気に入れてすすいでいるのでしょうか。それともシャワーを吹き付けているのでしょうか。
どちらにしても、カタツムリは直後に空気孔を閉じて体を引っ込めるはずで、あまり効率はよさそうに思えません。その効率を少しでも上げるために、遠心分離機などに短時間かけるのでしょうか。
まあ、カタツムリに死んでもらっては困るので殺さない程度にやるでしょうが、飼っている立場から言わせてもらえば、お手柔らかにやっていただくことを希望する次第。

薬でも美容でもエスカレートすると濃度を求めがちになりますが、クリームの中の1成分では満足できなくなった場合、次は何になるのでしょうか。
それは、カタツムリエステです。すでに人間は肌にいいと言いながら、多種多様なものを肌に塗ったくって喜んでいます。カタツムリの粘液ぐらいすぐやるでしょう。
問題は、その方法です。抽出という工程を踏めばいいのですが、もしそうでない場合はかなりやばいことになります。
ベッドの上に横になった美女の素肌を、100体を超えるカタツムリがうようよぬるぬると這うことになるかもしれません。エロだ萌えだ言ってるのではなく、そのような使い方をすればカタツムリが弱ってしまいます。でも弱ったカタツムリで商売するわけにもいかず、その都度新しいカタツムリが必要になります。この時点で、カタツムリがまるでお茶の出し殻のように捨てられるのであります。

生き物は自分の命を維持するために他の生き物の命をいただくという食物連鎖の中にいますが、素肌を維持するために命を奪うのであれば、そこには一定の倫理観や節度が必要かと思います。哺乳類には必要で軟体生物には不必要ということではいけません。
やるなというのは無理でしょう。現に原油からいろいろなものを作っている傍らで生き物の毛皮もはぎ取っています。生き物が集めた栄養分の倉庫である肝臓を食べていますし、わが子のために作った栄養の卵黄も食べています。
倫理はゼロでも100%でもだめなので、極論は避けながらもどこかで線引きはしなければならないと思ったりします。

それにしても、カタツムリクリームなどの値段が安すぎます。あれではちょっと買ってみようかと思うでしょう。
ただ、採取方法を考えるとけっこうな手間なような気がします。それに見合った値段がついていないということは、値段に見合った採取方法あるいは含有量であると考えざるを得ません。
自分はカタツムリの飼育ケースの掃除のたびに、粘液を大量に含む水の中でスポンジを動かしていますが、その水よりも含有量が少ないことは間違いないでしょう。
で、自分の手ははたしてつるつるかと言うと、極めて普通です。アオモリマイマイの粘液は効かないんでしょうかw

新しい山を世に出し、それを連続させて会社を維持するのが商売の基本の一つなので、カタツムリのブームもあっという間に終わるでしょう。消費者も、使ったということに満足感を求め、そこでこの売買はすでに成立しているのです。
ブームが終わって飼育小屋に大量に残るカタツムリ、せめてペット屋さんにでも卸してほしいものです。
つか、どの種類のカタツムリを使って採取しているのか、非常に気になるのですがw

..........@ノ”<ぁぃさんも買ってみれば?        ヾ(^-^;)コラコラ
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(11) | TrackBack(0) | カタツムリ〜2010年 | 更新情報をチェックする
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