
左側の空間に置かれていた女王アリの亡骸が、本来の住居であった右側の空間に運ばれていきます。

死後硬直が解けた亡骸は、脚を広げられた形にされています。左右の触角が切り取られているので、徐々に解体も始まっているようです。写真右下に切り取られた触角が写っています。

亡骸が本来の住居であった場所まで運ばれました。

一族のいる場所でのお通夜のような儀式かもしれません。この場合も卵や幼虫の保育担当の働きアリは、その場を離れようとしません。このような保育担当の働きアリは常時3匹います。
このあと何が起こるのか、観察を続けます。