2011年07月26日
何かの新女王アリ

変わった形のアリが歩いていたので、撮影用にちょっと協力いただきました。
胸部に羽根に取れた跡が見えるのと腹部が比較的大きいことから、空中での交尾後に地上に降りて羽根を切り落とした新女王アリのようです。種類は今のところ不明です。
大きさは1cmぐらい。腹部の先がとがっているのも特徴でしょう。


何かの新女王アリ

裏側を見るためにちょっとケースの中へ。腹部の背板のまわりこみが比較的大きいような気がします。1cmという大きさから考えれば、クロヤマアリよりもはるかに小さいアリの新女王かもしれません。


何かの新女王アリ

アゴの形は女王アリらしい形。胸部と腹部の間にある腹柄節と呼ばれる部分は種類の判別にも用いられる部分なので、資料用に撮っておきました。


何かの新女王アリ

小さなアリとけんか中の別の個体もいたので確保。小さなアリはよく見るとトビイロケアリでした。最終的にはトビイロケアリを3つに切断して完全に殺傷してしまいました。


何かの新女王アリ

この新女王アリは、今のところ最も確率が高いのはトビイロケアリです。殺傷されたのもトビイロケアリですが、これから新しい巣を構築する立場では、たとえ同じ巣で世話になった働きアリだとしても弊害となる存在でしょう。
別の種類の可能性も残っているので、種類の名前は断定はしないでおきます。
これらのアリは、撮影後に元の場所に戻しました。

■追記
別記事コメントのムツギアリさんから、「アメイロケアリの新女王で一時寄生種であり、トビイロケアリに寄生するので殺していた」とのご指摘をいただきました。
初耳だったのでいろいろ調べてみたら、アメイロケアリの女王はトビイロケアリの巣に潜り込んで寄生するらしいです。ただ潜り込んでは攻撃されるので、その前にトビイロケアリを噛み砕いて匂いを自分の体に付けるということです。そうすることによって同じ匂いになって攻撃されず、アメイロケアリの新女王はトビイロケアリの巣の中で産卵する、いわゆる寄生種のようです。
教えてくれたムツギアリさん、ありがとーございました(^O^)/
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(0) | 気まぐれ写真館 | 更新情報をチェックする
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