
現在の葉大根のようす。今までヨトウムシやナメクジの食痕は確認していましたが、数日前から別の食痕が見え始めたので、じっくり観察してみました。

ありました。ピンボケですが、スジグロシロチョウの卵です。葉の裏だけでなく表面にも十数個確認できました。

葉の表面。右上に見えるのも卵です。

すでに1cmぐらいに育った幼虫も何匹か確認できました。

スジグロシロチョウの幼虫、確定です。
葉大根栽培の初期の目的はカタツムリのえさですが、これからの目的はスジグロシロチョウへのプレゼントになります。
卵を産む場所も限られ、やっと見つけた畑でも駆除されたり農薬でやられたりで、人はいつでも罪な生き物です。地獄だらけの土地の中で、ひとときの楽園ぐらいあってもいいのではないかと思った次第。
ここは農薬や殺虫剤とは無縁の地。駆除はもちろんしませんが、特に保護もしません。何匹かは肉食のハチに持っていかれるかもしれませんが、それもまた自然なわけです。
以後は特に定期観察はしませんが、時々写真を撮るかもしれません。葉大根は完全に放置します。野菜から食草への変身です。