2011年08月31日
ケラから攻撃される動画

ビデオカメラでヤケヤスデの交尾を撮っていたのですが、何者かがカメラにぶつかってくる衝撃を受けました。
よく見ると元気のいいオスのケラだったので、そのままカメラをまわした次第。
まあ、光に集まる習性というのが種明かしなのですが。

動画の中にはヤケヤスデやケラの他に、キモンナガミズギワゴミムシ、羽アリ、ウスカワマイマイの赤ちゃん、アマガエルも登場しています。
聞こえてくる虫の鳴き声は、ツヅレサセコオロギ。前にコオロギの炒め物の番組で使われたあれです。

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2011年08月30日
動きを止めるムネアカオオアリ

数匹の小さな幼虫がいますが、女王アリ亡きあとの巣では働きアリの動きは最小限になりました。
動かない育児係の働きアリと動き回る警備役の働きアリに2分化されていましたが、今では警備役の働きアリもほとんど動きません。

動きを止めるムネアカオオアリ

全数ではありませんが、ほとんどの働きアリは腹部をパンパンにした状態でじっとしています。
大災害や戦時下では人間は最大限に自衛手段を講じますが、巣の中の社会性や秩序に大きな変化があった今、個々の働きアリたちはこうして自身が生きるための自衛手段をとっているのかもしれません。


動きを止めるムネアカオオアリ

しかし、このように腹部を膨らませていない働きアリも数匹はいます。恐らく、警備役出身の働きアリです。最小限の警備は必要なので、こうした個体も存在するのかもしれません。
腹部に凹みが確認できますが、穴は開いていません。

現在のえさは、昆虫ゼリー、固形メープルシロップ、蚊やハエなどです。働きアリの食べ物は糖分なのですが、育児の必要性がほぼゼロになったにもかかわらず、ハエや蚊などの動物性のえさも積極的に食べているのが不思議です。
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2011年08月29日
エンマコオロギ脱皮の連続写真

気づいた時にはこの状態だったので、脱皮後半の連続写真という事で失礼。
昆虫の脱皮は、このように逆さまになって行われることが多いです。引力を利用しているんでしょうねー。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

脚の根っこが出てきました。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

出てきた脚が少し開いてきました。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

前脚と中脚が出たようです。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

頭部を起こして前脚と中脚で踏ん張ります。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

長い後ろ脚を引っ張り出します。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

後ろ脚が出ました。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

後ろ脚を折り曲げます。触角はまだ完全に出ていません。


エンマコオロギ脱皮の連続写真

無事に脱皮完了。このあと、脱皮した抜け殻をむしゃむしゃと食べ始めました。

お引っ越しのために設置した引っ越しツールでしたが、置いてからみんなここで脱皮しています。木炭の周りは混み混みで騒々しいので、静かなこの場所がいいようです。
引越しのほうは、今まで十数匹が完了。まだまだ先は長いです。
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2011年08月28日
前にテレビ番組でスズムシの画像が採用されたことをここで書きましたが、その番組「超タイムショック 芸能人最強クイズ王決定戦スペシャル11」が再放送されると番組制作スタッフの方から連絡が入りました。

■放送データ
・テレビ局:テレビ朝日系列
・番組名:超タイムショック 芸能人最強クイズ王決定戦スペシャル11
・放送日:2011年10月8日(土)14:30〜17:30
・スズムシ登場時間:番組が始まって約1時間12分後

14:30からということなので、15:42頃の登場ということになります。
登場の瞬間の画像は、前にここで紹介しています。
ちなみに、この日は自分は秋のひとり旅真っ最中なのでありんすw
15:42頃なら、ちょうどホテルの部屋の中の可能性が高いですけど。
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2011年08月27日
アズマヒキガエル登場

当ブログでは初登場のアズマヒキガエルです。つか、初めての遭遇でもあります。体長は12〜3cm。さすがにでかいです。
家の庭に参上して以来、家族が怖がるので別の場所に移住願うために一時的に保護中なのであります。
それにしても凛々しいお顔をしていらっしゃいますな。


アズマヒキガエル登場

俗名では、イボガエルとかガマガエルとか言われます。児雷也のカエルのモデルにもなっています。


アズマヒキガエル登場

耳の上あたりに毒腺を持つので、取り扱いは注意が必要。


アズマヒキガエル登場

目の右側に見えるつるりとした丸い部分が耳(鼓膜)です。よく似たニホンヒキガエルと区別するとき、これより小さい鼓膜を持つものがニホンヒキガエルだと言われています。

それにしてもこの顔つき、何かを悟っているかのような賢そうなお顔です。小さな生き物はよくバカ扱いされがちですが、こういう表情を見ると言葉は話さなくても絶対に彼らは彼らなりに何か考えていると信じたくなります。つか、信じているんですけど。

このカエルは、生活しやすい場所にさっき放してきました。
ヒキガエルは居心地がいいと人家の庭に住みつくらしいですが、家の庭はけっこう居心地がよさそうなので、住みついたらやばいわけです。
親は怖がるし、放したエンマコオロギもすごい勢いで食べられてしまいます。また、時々顔を出すミミズも根こそぎやられてしまいます。つまり、庭崩壊となるわけなので、お引っ越し願った次第。
このカエルには全く罪は無いばかりか、愛着のある顔を見てると友だちになりたいほどです。しかし、いざ飼育となればやはり大型の両生類はそれなりの管理が必要になり、かえってストレスも与えそうなので、今回は勘弁。
ネットを探すとそれでも上手に飼っている人も多く、ハイレベルな飼育環境を維持していることに感服します。確かにかわいいですもんねー(^O^)

せっかくなので、記念動画を撮ってみました。

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2011年08月27日
カンタンと友だちになるのは簡単

帰ろうとして玄関を出たら、1匹のカンタンが待ち伏せをしていました。かわいい奴じゃないか。


カンタンと友だちになるのは簡単

数分間会話をしたあと手を差し出すと、すかさず手乗りカンタンになってしまいました。


カンタンと友だちになるのは簡単

このあと、ホトトギスの葉の上に移動。何とも言えない半透明の体が繊細です。


カンタンと友だちになるのは簡単

横から見ると、相変わらず長い触角。体型は極めてスリム。


カンタンと友だちになるのは簡単

卵管を持っているので、この個体はメスです。


カンタンと友だちになるのは簡単

よく見たら、奥にも1匹いました。これもメスでした。
今はあちこちの野原や庭でカンタンの声が聞こえます。オスの鳴き声にひかれて、メスが移動している時季でもあるわけです。
この付近でもカンタンの鳴き声が聞こえることがあるので、その声に引き寄せられて集まったメスかもしれません。カレシ見つけてこのあたりにいっぱい卵を産んでくれよー(^O^)


カンタンと友だちになるのは簡単

ちなみにこっちは同時に現れたシバスズ系の昆虫。エンマコオロギの幼虫と大きさも似ていますが、これはこれで成虫です。
ジィーー♪と鳴く声は体の割には大きな音で、秋らしい虫の声です。
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