2011年09月24日
大人になったカタツムリ

リンゴを食べる筋無し組の2匹ですが、殻の縁が盛り上がり始めています。孵化後11か月目で大人になりました。この個体が孵化した時の記事はこちら


大人になったカタツムリ

同期の兄弟の筋有り組の2匹のうちの1匹も、同様に大人になりました。


大人になったカタツムリ

体の肉が殻からはみ出るように見えてきます。殻の縁も、このはみ出た肉に沿うように反りながら伸びてきます。今はまだ中途半端ですが、肉をほぼ覆うように殻が伸びきれば、完全に大人になったと言えます。
殻の縁が反ることによって殻の生長はここまでということになり、これがこの個体の最大の大きさ、つまり生長が終わった"大人"ということになります。
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2011年09月23日
オオカマキリも台風から避難

全国的に大きな被害があった今回の台風ですが、こっちも昨夜は突風と豪雨で大荒れとなりました。
台風一過の今朝、会社に来てホトトギスのつぼみの膨らみ具合を見てみると、なんとオオカマキリがいるではありませんか。
あの突風と豪雨なので、ここに避難してきたのだと思います。


オオカマキリも台風から避難

写真では良く写っていませんが、おなかが膨らんだメスでした。ほど良く人間を警戒していたので、元気そうです。


オオカマキリも台風から避難

ちょっと会話して撮影の承諾を得たので接写してみました。カマのとげもきれいで健康そうです。
かなり前にオオカマキリの幼虫をこのあたりに放しましたが、しばらく見ることも無かったので、あの時の幼虫の子孫ではないようです。
いずれにしろ、久々に見たオオカマキリ。元気に生き抜いてほしいです。
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2011年09月22日
ムネアカオオアリの幼虫

無事にいつもの居住区に戻ったムネアカオオアリ。幼虫がどんな状態か気になったので、撮ってみました。


ムネアカオオアリの幼虫

中央に見えるのがミニミニ幼虫です。2〜3匹いるように見えます。
幼虫に口先をくっつけているのが、幼虫監視役の個体。何があっても動きません。


ムネアカオオアリの幼虫

この写真では2匹は確実にいることがわかります。その下にもう1匹いるようにも見えます。


ムネアカオオアリの幼虫

腹部が膨らんでいない個体。巣の総合管理を務めます。


ムネアカオオアリの幼虫

こっちは膨らんでいる個体。パンパンです。

現在のえさはメープルシュガー。メープルシロップの顆粒状のようなものです。
前は水に溶かして与えていましたがカビの発生が伴っていたので、今は固形のままにしています。また、蚊などの小さな動物性のえさも時々与えています。
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2011年09月21日
ムネアカオオアリの妙な行動

現在生存中の働きアリです。個体の大部分の腹部はパンパンに膨らんでおり、2匹だけ膨らんでいません。
膨らんでいない個体は、恐らく巣の警備役専属の個体だと思います。

それはいいのですが、この時はなぜか居住区から引っ越して、えさ場兼ゴミ捨て場の中の水用のスポンジの上に集まっていました。ちなみに、このときのスポンジは乾いています。寒かったので冷たい石膏の上を嫌ったのでしょうか。
このままでは水もえさもあげられないので、この部屋の中に大きめの生きたヨトウムシを投入し、パニックを起こさせて居住区に戻っていただきました。そのあと移動用チューブに栓をして、無事に掃除とえさの交換ができたわけです。

この写真の中央付近にクリーム色の物体を抱えている個体がいますが、これは数匹のミニミニ幼虫です。
女王アリが他界してから今なおミニミニ幼虫の形で管理されているのが実に不思議です。生長の停止や開始をフェロモンで制御されていることは明らかですが、長い期間ミニミニ幼虫のままで生き続けると考えるのは不自然なので、仮死状態で存在し続けると解釈したほうがいいかもしれません。

今気になっているのが、ウィキペディアの以下の文章。
「女王アリが欠けた場合には卵巣が発達して産卵を開始することがある。」
写真の働きアリの膨らみ具合が、ちょっと膨らみすぎだと思うわけです。すでに限界近くまで膨らんでおり、もしこれが卵巣の発達なのであれば今後産卵があるかもしれません。
つか、今抱えているミニミニ幼虫は、すでに産卵後のものだったら驚きです。
このあたりの証明は、卵の発見が必要です。今現在卵は存在していないので、ここに卵が新たに現れたとすれば、それは間違いなく働きアリが産んだものということになります。
今後、さらに注意深く観察をしなければなりません。

ちなみにアリの有精卵はメスになりますが無精卵はオス(羽アリ)になると言われています。この説が『女王アリが欠けた場合に卵巣が発達した働きアリが産んだ卵』にも当てはまるとすれば、今後登場するかもしれない卵はすべて無精卵なので最終的に羽アリが誕生するということになります。
もしそうなるとしたなら、今回のスポンジ集合の行動の意味が今後わかってくるのかもしれません。

…といろいろ妄想するのですが、冬に備えての単なる体内栄養貯蔵かもしれないのであしからずw
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2011年09月20日
エンマコオロギ羽化

エンマコオロギの羽化第1号です。孵化から約3カ月目で羽化しました。
他の個体も次は羽化という終齢幼虫が多く見られ、間もなく一気に羽化しそうです。
現在30匹ぐらいいますが、また家の庭に分家したいと思います。
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2011年09月19日
ヤマトシジミの幼虫

放置していたプランターにいつの間にかカタバミが群生していましたが、ヤマトシジミが産卵するかもしれないのでそのままにしていました。
ふと見ると、葉っぱに食痕が確認できました。


ヤマトシジミの幼虫

白い膜を残して葉肉だけ食べるのが、ヤマトシジミの幼虫の食べ方です。見つけにくい幼虫ですが探してみました。


ヤマトシジミの幼虫

いました。真ん中のだ円形のものがヤマトシジミの幼虫です。大きさは3mmぐらい。
ヤマトシジミの幼虫はカタバミしか食べません。なので、カタバミがある程度群生していれば、けっこう高い確率でヤマトシジミの親が産卵しに来ます。

カタバミは迷惑がられる雑草で、繁殖力がものすごい植物です。
種のさやができるころにちょっと触ると種が四方八方に飛び散り、しかも種の表面に粘着効果があるので動物の体について遠征も可能になっています。
いつのまにか鉢植えの土にもよく発芽するカタバミですが、小さいうちに抜かないと根が深く伸びてしまって抜くのも大変になります。
カタバミの種については、前にここで書いています。
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