放置していたプランターにいつの間にかカタバミが群生していましたが、ヤマトシジミが産卵するかもしれないのでそのままにしていました。
ふと見ると、葉っぱに食痕が確認できました。
白い膜を残して葉肉だけ食べるのが、ヤマトシジミの幼虫の食べ方です。見つけにくい幼虫ですが探してみました。
いました。真ん中のだ円形のものがヤマトシジミの幼虫です。大きさは3mmぐらい。
ヤマトシジミの幼虫はカタバミしか食べません。なので、カタバミがある程度群生していれば、けっこう高い確率でヤマトシジミの親が産卵しに来ます。
カタバミは迷惑がられる雑草で、繁殖力がものすごい植物です。
種のさやができるころにちょっと触ると種が四方八方に飛び散り、しかも種の表面に粘着効果があるので動物の体について遠征も可能になっています。
いつのまにか鉢植えの土にもよく発芽するカタバミですが、小さいうちに抜かないと根が深く伸びてしまって抜くのも大変になります。
カタバミの種については、前にここで書いています。