花の蜜を吸うのはミツバチだけではなく、アブも吸います。これはハナアブのなかまのシマハナアブです。
ミツバチの触角はアリのように長いですが、ハナアブの触角は小さなうちわと短い1本の毛の組み合わせです。
胸部の模様が網状というよりは縞々状なので、シマハナアブだと思われます。
左右の複眼が離れているので、メスの個体です。
こっちは左右の複眼がくっついているのでオスです。
他の昆虫でもメスよりオスの複眼のほうが大きいことがあります。蛾の場合はオスの触角がくし状になっていたりします。
どちらも、メスを早く見つけるための進化かもしれません。