全く変化の無いルリタテハのサナギ。ルリタテハは成虫で越冬するチョウなので、寒くても羽化するものだと思っていました。
ところが、この姿のまますでに40日経過。寄生蜂が出てきたらしき穴も見当たりません。
そもそも全体の成長具合が2カ月以上遅れていたものの、こうも羽化しないのは妙です。
ちなみに、一昨年は9月の末には羽化していました。
このままサナギのままで越冬してしまうのか、かなり気になるところです。
2匹目のサナギ。
3匹目のサナギ。
4匹目のサナギ。
5匹目のサナギ。全部羽化していません。
6匹目は、体を反らせたこの姿勢のまま1週間以上経っています。触ってみましたが動きませんでした。
氷点下近い気温のせいなのか★になったせいなのかは不明です。
確認できているのは全部で6匹。あとはどこか離れたところでサナギになっているのか、発見できませんでした。
サナギを室内に移動させれば、恐らく羽化すると思います。ただ、低温で羽化しないのを人工的な温度下で羽化させても自然に放せば生きていけないでしょう。
もしかしたら、来年の春までこのままの状態かもしれません。ただし、サナギの状態で越冬できればの話です。
霜柱も1日中解けない気温になりました。もうすぐおおみそかです。