2012年02月12日
監視役の働きアリ

冬季でも巣穴を巡回して警戒態勢をとる監視役の働きアリ。外部へのエサ探しや仲間の働きアリたちへのエサの補給も大切な仕事です。
幼虫の育児役の働きアリは腹部がぷっくりと膨らんでいるのに対し、監視役の働きアリの腹部はいつも膨らんでいません。これは、幼虫にエサを与えるか与えないかの違いによるものです。
ちなみに、監視役の働きアリは生まれてからの時間が長いベテランの個体が担当します。


監視役の働きアリ

巣の外で集めたエサを体内に蓄えて巣に戻り、中で待つ若い育児役の働きアリに口移しでエサを与えます。写真は、蓄えた水分を口から吐き出している監視役の個体。


監視役の働きアリ

この水分は、正確にはメープルシロップをわずかに含む水です。


監視役の働きアリ

仲間たちの中央にいるのが監視役の個体。腹部が膨らんでいるのが育児役の個体です。
監視役の個体は、時々このように集中ケアをしてもらいます。体じゅうをなめまわされて、掃除してもらっているわけです。
その様子があまりにも執拗なので、一瞬死にそうになっているのかと驚いてしまいますが、掃除が終わるとピンピンしているので安心です。
掃除されている最中の監視役の個体は、まさにぐうたら状態。あらゆる警戒を放棄したかのごとく、でれ〜んと横になってなすがままになります。おなかをさわられる犬のような状態なので、アリがかわいく見える瞬間でもあります。


posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☀ | Comment(4) | ムネアカオオアリ | 更新情報をチェックする
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